マガジンのカバー画像

OnePhotoProject

6
国内で普通に生活している人と、発展途上国に住む人を、旅人がインスタントカメラで撮る1枚の写真「OnePhoto」によって繋ぎます。
運営しているクリエイター

記事一覧

ラオス旅を終えたいまの所感

ラオス旅を終えたいまの所感

一昨日の朝、無事にラオスから帰ってきた。(と書き始めながら、結局書き終わったのは一週間後の今日・・・)

普段ノートに書くことは、読み返したりしながらゆっくり書くのだが、じっくり振り返る記事は未来の自分に任せて、備忘も含め、旅の終わりに振り返ったことを中心にそのまま書いてみようと思う。きっと長くなる。

大学時代、文化人類学のゼミの教授に「その日のことはその日に書け」といつも言われていたが、未だに

もっとみる

合言葉は「ぼーぺんにゃん」

明日、旅に出ます。

目的地はラオス。僕が初めて一人旅に出た場所で、一番好きな国。

ラオスにはなにがあるの?ってよく聞かれるけど、なんにもない。

けど、自分が大切にしたいと思ってることを気づかせてくれる不思議な国。
気づいた瞬間、僕の中には大切にしたいことが生まれる。

だから僕にとっては、なんでもあることより遥かに多くの価値が眠っている、なにもない国なのです。

始めてチェキで写真を撮って渡

もっとみる
スマホ × 発展途上国 写真は身近になったか?

スマホ × 発展途上国 写真は身近になったか?

ここでは、僕が進めているOnePhotoProjectに関連して、スマホの普及によって、発展途上国で写真は身近になっているのか、ベトナムとネパールの農村部を実際に歩いて感じたこと、それが写真を渡すOnePhotoProjectにどのような影響を与えるのか、を紹介します。(OnePhotoProjectの詳細はこちら)

ベトナムやネパールでの様子ベトナムやネパールでは、街から何時間もかかるような山

もっとみる
OnePhotoProjectのご紹介(後編)

OnePhotoProjectのご紹介(後編)

(つづき) 前編はこちら

虚空を見つめる少年の話ここで、僕の中で一番印象に残っているエピソードを紹介します。

ネパールでのトレッキング中、ガンドゥルックという、僕らと同じモンゴロイド系の人々がいる村に寄った時のことです。 この村は、トレッキングルートの一つになってるため、宿やレストランがあり、現金収入が比較的多い村です。 しかしそれは、村の中でも宿やレストランという資本を持っている一部の人に限

もっとみる
OnePhotoProjectのご紹介(前編)

OnePhotoProjectのご紹介(前編)

こんにちは、Tasukuです。

ここでは、僕が推進しているOnePhotoProjectについて紹介します。

OnePhotoProjectとは?OnePhotoProjectとは、国内で普通に生活している人と、発展途上国に住む人を、旅人がインスタントカメラで撮る1枚の写真「OnePhoto」によって繋いでいく活動です。

具体的には、まず、旅人はインスタントカメラのフイルムを出資して

もっとみる
OnePhoto報告書(Junya)

OnePhoto報告書(Junya)

僕が進めているOnePhotoProjectにおいて、実際に参加者のJunyaに渡した報告書を載せます。(プロジェクトの紹介はこちら)

今年5月にベトナムのハジャン省という北部の中国に接している地域で、バイクに乗りながら少数民族の村々を回っていた時の報告です。

その時の旅日記については、少しずつアップしていく予定です。

10枚フイルムを預かったので、10枚分の報告と簡単な旅の記録を書いたもの

もっとみる