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前職勤続13年の私、1週間でアルバイト先に退職願を出した

無理でした。
noteでも実生活でも散々グチって、「もうこりゃあかん」と思って、1週間で退職の意向を伝えました。

だって無理だもん。これ以上続けたら、精神的に病むのは目に見えている。
会社もおかしいけど、それを「普通だ」と言い張る人たちの中で、私は頑張れない。

これ以上居たら、私もいつしか「これが普通だ」と思うようになるかもしれない。それもまた怖くなったのだ。

まさか自分が1週間で退職するなんて思いもしなかった。
人生、なにが起こるかわからない。


中で働いている人たちは、それでも私に寄り添ってくれようとしていたらしい。
「これがうちのやり方だから」「星野さんにもついてきてほしい」
「もう少し頑張ったら、見えてくるものもあるはず」

一理あるかもしれない。
けれど、どう見ても時間内に終わる量の業務じゃないよね?
それを改善しようともしないよね?

最初に言ってたことと話が違うよね?
「そんなもんか」でくくれる話じゃないよね?

いかん。また愚痴っぽくなってきた。


ただ、今回の経験でいろいろ学んだこともあるので、残しておきたい。

会社との思い違いがあると痛い目を見る

そのために、事前に確認すべき必要がある。
今回の経験をもとに、次の面接では「ここまで質問してくる?」ってくらいに逆質問をしようと思っている。

「良く見せよう」と思うあまり、面接では硬くなり過ぎていたが、本音で話をするのも必要だと思う。
それで「その程度の応募者か」と思われたって、いいやと思った。
採用担当はいろんな人を見ているのだから。
中に入ってから、「そんなはずじゃなかった!」となるよりよっぽど良い。

応募者も採用担当も結局は同じ人間

採用サイドの裏側を見ることができたのは、大きな収穫だった。
応募者にもいろんな人がいるというのがわかった。

応募者しか経験のない私は、「粗相のないように!」とものすごく気を使っていたが、採用担当も結局は同じ人間なので、「ある程度気をつければよい」の心構えで良いと思うようになった。

常にスピードが重視される!という仕事は私には無理だった

採用の仕事は毎日、応募者とのやりとりをしなければならない。
私のように短い期間でも10名くらいの対応をこなす必要があった。
これがベテランになると、もっと数は増えるだろう。

採用というのは足が速く、すぐに返信しなければ候補者が離れてしまう危険がある。
だから、「速く、正確に」が求められる。
私には無理だった。

世の中にはいろんな人がいるし、いろんな職場がある

アルバイト経験は2社、正社員としては1社でしか働いたことのない私。
前職は派遣のような仕事だったので、実際に出入りした職場は2社だが、それでもあまりに会社を知らな過ぎた。

ベンチャー企業というのも初めて体験した。
ベンチャーだからどうだということなのか、この会社がそうなのかはわからないが、「私の力では太刀打ちできない」というのがよくわかった。

採用の人たちしか知らないけど、みんな「ものすごいスピードで」「ものすごい熱量で」働いているのかなぁ…なんて思った。
私が今まで働いてきたところと、今回の会社の社風があまりに違い過ぎたのだろうと思う。


退職日は2週間後。
それまでに、転職活動も並行してやっていくつもり。

今度は、「テスター」のアルバイトに応募してみようと思っている。
「ここまできたらリコさん、やりたいようになんでもやってみたら」
夫にもそう言われた。

はじめての転職で、また少し強くなった私がいる。

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