前職勤続13年の私、1週間でアルバイト先に退職願を出した
無理でした。
noteでも実生活でも散々グチって、「もうこりゃあかん」と思って、1週間で退職の意向を伝えました。
だって無理だもん。これ以上続けたら、精神的に病むのは目に見えている。
会社もおかしいけど、それを「普通だ」と言い張る人たちの中で、私は頑張れない。
これ以上居たら、私もいつしか「これが普通だ」と思うようになるかもしれない。それもまた怖くなったのだ。
まさか自分が1週間で退職するなんて思いもしなかった。
人生、なにが起こるかわからない。
*
中で働いている人たちは、それでも私に寄り添ってくれようとしていたらしい。
「これがうちのやり方だから」「星野さんにもついてきてほしい」
「もう少し頑張ったら、見えてくるものもあるはず」
一理あるかもしれない。
けれど、どう見ても時間内に終わる量の業務じゃないよね?
それを改善しようともしないよね?
最初に言ってたことと話が違うよね?
「そんなもんか」でくくれる話じゃないよね?
いかん。また愚痴っぽくなってきた。
*
ただ、今回の経験でいろいろ学んだこともあるので、残しておきたい。
会社との思い違いがあると痛い目を見る
そのために、事前に確認すべき必要がある。
今回の経験をもとに、次の面接では「ここまで質問してくる?」ってくらいに逆質問をしようと思っている。
「良く見せよう」と思うあまり、面接では硬くなり過ぎていたが、本音で話をするのも必要だと思う。
それで「その程度の応募者か」と思われたって、いいやと思った。
採用担当はいろんな人を見ているのだから。
中に入ってから、「そんなはずじゃなかった!」となるよりよっぽど良い。
応募者も採用担当も結局は同じ人間
採用サイドの裏側を見ることができたのは、大きな収穫だった。
応募者にもいろんな人がいるというのがわかった。
応募者しか経験のない私は、「粗相のないように!」とものすごく気を使っていたが、採用担当も結局は同じ人間なので、「ある程度気をつければよい」の心構えで良いと思うようになった。
常にスピードが重視される!という仕事は私には無理だった
採用の仕事は毎日、応募者とのやりとりをしなければならない。
私のように短い期間でも10名くらいの対応をこなす必要があった。
これがベテランになると、もっと数は増えるだろう。
採用というのは足が速く、すぐに返信しなければ候補者が離れてしまう危険がある。
だから、「速く、正確に」が求められる。
私には無理だった。
世の中にはいろんな人がいるし、いろんな職場がある
アルバイト経験は2社、正社員としては1社でしか働いたことのない私。
前職は派遣のような仕事だったので、実際に出入りした職場は2社だが、それでもあまりに会社を知らな過ぎた。
ベンチャー企業というのも初めて体験した。
ベンチャーだからどうだということなのか、この会社がそうなのかはわからないが、「私の力では太刀打ちできない」というのがよくわかった。
採用の人たちしか知らないけど、みんな「ものすごいスピードで」「ものすごい熱量で」働いているのかなぁ…なんて思った。
私が今まで働いてきたところと、今回の会社の社風があまりに違い過ぎたのだろうと思う。
*
退職日は2週間後。
それまでに、転職活動も並行してやっていくつもり。
今度は、「テスター」のアルバイトに応募してみようと思っている。
「ここまできたらリコさん、やりたいようになんでもやってみたら」
夫にもそう言われた。
はじめての転職で、また少し強くなった私がいる。
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