「趣味:推し活」は履歴書に記載しろ

訳あって現職で働きながら転職活動を始めた。その経緯は機会があったら記事にするとして、ここでも私はジャニオタ(もはや死語であるが私にとって馴染みがあるので許してほしい)を包み隠さず出している。

・・・というよりも面接時に話すことのメリットがかなり大きいと気づいた。ぜひ、就活を控えている方、転職活動中のあなたもこのテクニックを使っていただきたい。

まず私は履歴書の趣味欄に必ず「推し活」と書いている。そして面接時に9割は突っ込まれるのでその際にこう答えている。「昨年、世間をお騒がせいたしましたジャニーズをかれこれ15年ほど応援しております」。

ここで面接官がどう返答するかをまずチェックしている。

例えば「私の妻と娘がこないだSnow Manのライブに行っていましたよ!」と答えてくれたとする。ここから読み取れることは「父親も年頃の娘の推し活情報を知っている=仕事とプライベート(ここでは家庭の時間)がしっかり両立できる企業だな。残業や休日出勤も法定基準に収めることができるかもしれない。」と。さらに会話を合わせてくれる&広げてくれることで「仕事以外のプライベートな話もできる職場環境かつコミュニケーションをとるにはそんなに支障がないかもしれない」と推測できる。

上記の私の回答を聞いて「そうですか。それでは~」と話題を切り上げて次にいくようであれば、そもそも社風が合わないとして切り捨てる。逆質問ができないとき、オンライン面接で職場の雰囲気が掴みにくい時にはもってこいの業だと思っている。

また、中には「うちの社員にも、King&Princeの写真をデスクに置いている人がいますよ~」と面接官から教えてもらえれば「自己開示ができる人がいる企業かつ、それをよしとする社風」ということもわかる(ここでストレスの多い会社とは一概に断定できないため割愛)。

たとえ面接官から趣味について指摘がなくとも、それに絡めて回答するように努めている。

例えば、「ストレスは溜まりやすいですか?発散方法があれば教えてください」という質問があったとする(この質問をする会社はちょっと危険かもしれないが、ストレス社会である現在では致し方ない)。

その回答としては「日々の生活を送る中で少なからずストレスは溜まるかと存じます。ただ、私は推し活を趣味としておりますので推しの動画を見る、楽曲を聴く、掲載している雑誌を読むなど発散方法はいくつもあるため心配には及びません」と。

ただ落とし穴もある。遠征に行くなどで行動力があることをアピールした場合「推しのライブと仕事の納期と重なった場合、どうしますか?」といった質問も飛んでくる(経験談)。その時は一切の迷いを捨て、光の速さでこう答えてほしい。「もちろん仕事を優先します。仕事とプライベートはしっかりと分けておりますので問題ございません」。

事実はどうであれ、その時にならないとわからない(私であれば、推しは推せるときに推せ精神なので間違いなく何らかの方法で休む)。それならば目の前にいる面接官の不安をぬぐうことを優先する。

もちろん言い方、伝え方次第で明暗は分かれる。企業の求める人物像に「行動力がある人、何かに熱意をもって働ける人、ストレス耐性がある人」などが書かれているのであれば特におすすめである。一切の責任はとれないが。



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