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健康経営の成功事例と戦略

こんにちは!
株式会社ライムセクションです。

前回は自己紹介と健康経営についてお話させていただきました。
今回は実際の健康経営の成功事例と戦略を中心にお話できればと思います!


健康経営の成功とは?

健康経営を行うにあたって様々な成功事例が記載されていますが、
「こうなったから成功!」「こうなったから失敗」とならないのが健康経営です。
一定の指標を基に数値化してイメージを膨らませることはできます。
しかし数値の改善や伸び率だけでは短期的な経営となってしまいます。
大切なのは数値を大きく伸ばすことだけではなく「継続すること」です。

日々従業員の方々が働きやすい環境を作ることで結果的に会社が成長していくことが最終的な目的になります。

健康経営の成功事例と戦略

健康経営の成功事例と戦略を見てみましょう。
今回は1社の内容を基に施策の内容を深堀していきます。
事前に今回の内容で健康経営に関する単語がでてくるので説明しておきます。

・プレゼンティーイズム:「健康の問題を抱えつつも仕事(業務)を行っている状態」
・アブセンティーイズム:「仕事を休業している状態」

上記2つはいずれも状態を指す言葉となっております。
プレゼンティーイズムによって生産性が低下し、コストが増大する
プレゼンティーイズムが将来的にアブセンティーイズムへと繋がってしまう。
そういったことが示唆されます。
この観点からいくと事前に「アブセンティーイズムを対策する」ことが一番効果的で重要だと考えられます。

(参照:厚生労働省「データヘルス・健康経営を推進するためのコラボヘルスガイドライン」

M社の事例
M社とはフェムテックと呼ばれる女性特有の健康課題に対してテクノロジーを駆使して解決していくことを事業内容としている企業です。
健康に対するサービスを提供していることもあり社内でも健康に対する取り組みが挙げられます。
その中でもM社の健康経営の内容を取り上げていきましょう。

健康経営の目的:授業員にとって働きやすい環境を提供し個々の生産性改善を支援することでサービス品質の向上を目指し社会の発展に寄与すること。

自社課題:生産性低下の要因を減らし従業員のパフォーマンスの維持・向上
アブセンティーイズム及びプレゼンティーイズムといった生産性低下の要因を排除すること
重点課題:
1、女性特有の健康関連課題等の健康保持・増進に関する課題
2、メンタルヘルス不調等のストレス関連疾患の発生予防・発見・対応

1、に対する施策内容
・産婦人科専門医セミナーとオンライン診療の活用により、通院の移動時間や待ち時間を削減、診療・薬剤費を会社負担し、リテラシー向上と月経困難症・PMSの改善をサポート。

またオンライン診療を活用した婦人科受診と低用量ピル服薬の支援プログラムの利用率は取組前に比べ1.2%の向上を実現。

2、に対する施策内容
・ラインケア機能付アプリ提供、保健師・産業医等によるオンライン講話の実施、心身の健康に関する情報をまとめたポータルサイトの開設。

結果的に会社全体のパフォーマンスが向上したことで一般的な健康経営としては成功している健康経営となった。
だが取り組んでいる以上課題も挙げられている。

自らメンタルヘルス不調に気づいて声をあげられる人にとっては体制が十分に整っているがメンタルヘルス予備軍への施策が届かない。

・ヘルスリテラシーの低い層に対してアプローチできていない
→直接的にアプローチすることができないといった課題が挙げられる

上記のようにテクノロジー技術を用いて間接的に健康経営に対してアプローチすることは可能であるが直接的にヘルスリテラシーの低い層や従業員に対するアプローチは今後の健康経営の手法として課題になっています。


直接的な健康経営にお困りならライムセクションへご相談ください!

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