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まだ彼氏と呼ぶには早いけど/英語で恋愛

素敵な恋人との関係って、劇的に始まったりするもんじゃないだろうか。
少なくとも私にとってはいつもそうだった。

出会ってすぐにお話しして、もうすでに恋の予感。

その人の存在が大好きになって、日に日に自分の中で存在が大きくなる。

会えない時間は恋しいし、触れ合っていると心が満たされる。私の目が普段より優しくなって、この関係につながった、運、偶然、そして自分の勇気に心から感謝する。

そんな恋人との季節が私にまたやってきた。
前回の失恋からもう何年もたっていた。あまりにも夢中になって、その分深く傷ついたから、こんなにも心に余裕のある恋ができるとは思ってなかった。

恋はずっとしたかったけども、余裕のある恋心が今まで抱けなくて、でも今抱けているのは、exと友達として復縁できたからだとおもう。

恋人としてではなく、友達になりたいとある日私に告げたやつをずっと憎んでいたけども、憎もうが恨もうが、あの存在は私に絶大な影響を及ぼすし、私はやつがまだ大好きだし、と恋を積み重ねられるようになった。消さなくていい。大切に思った人のことは私の中で残しておいていい。そして、だからこそ、次に行こうと思える。でもまだ同時に彼のことも好きである。

まだ彼氏と呼ぶには早い彼に話を戻そう。

付き合っているわけではない。私と彼は異なる国に住んでいるし、今後もずっとそうだろう。一緒に生活を共にして、毎年休暇を一緒に過ごして、っていうぜいたくな関係には発展しないって二人ともわかっている。(愛の不時着ではないからねw)

でも、楽しむだけ楽しんで、さっさと捨てようとも思ってない。

過ごせるだけ同じ時間を過ごして、一緒に二人で時間を楽しむ。お互いを知り、尊重し、愛情を交換する。そして、決して忘れない。あらゆる原因で恋人としての関係が終わっても、お互いを大切に思う気持ちだったり、そのときに感じた感情はきちんと取っておく。

だから彼氏ではなく、恋人だと思う。英語だとlover、フランス語だとl'amourって言葉がぴったりくるかもしれない。手つないで、お話しして、キスして、抱き合って、セックスして、ベットの上でお話しして、お互いのこと知って、優しさを交換して。愛情抱くこと、そして向けられることを知る。それはもう恋人。

そもそも一生を共に過ごそうと思って、恋人を選ぶのだろうか。そのときそのときに、素敵な人に出会って、近づきたいと思って、一緒に時間を過ごしたいと思って、大切にされたいと思う。そしてそれを実行する。心が満たされる。そして私も相手も一緒に、別々に、もしくは時々会ったりするぐらいの距離で自分の人生を描いていく。

そしてやっぱり私の人生にとって英語は幸せを運んでくる。自分とはまったく異なる環境に育った人と、英語でお話しして、親密になって、themを、そしてその裏にある文化を知っていくのはとても楽しいし、満たされる。無理矢理付け足したような形になってしまったが、やはり私は英語じゃないと恋人も、親友も、作りにくい気がする。英語は私がなりたい私の部分を人にさらけ出す役目を果たす。

抑圧されてなくて、堂々としていて、人への好意を示せる。夢を語れる。言語って、ただの他人とのコミュニケーションツールではない。なりたい自分になるツールである。

とうにもこうにも、彼が私の人生に出現したことが嬉しい。
私の恋人。まっててね、たくさん勉強して、会いにいくからね。




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