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レビュー『すごい心理学』

ヤンキーが絡んでくるのは、心理学で解き明かせた!

無意識かも…!なんでこんなふうになっているんだろう!
そこに潜むのは『心理学』でした。
様々な実例を用いて、人の行動を解き明かしていく心理学の88例を記載。

「あぁ、だからだったのか」
きっといくつもこう思うことがあるでしょう。

3 / 5 ⭐️⭐️⭐️☆☆

確かにこんなところにも心理学が!と思うような素朴な疑問を心理学の面で紹介しているこの本。
日常に潜む会話のネタを探す分にはピッタリ!
すぐにでも人に伝えたくなる内容がぎっしりでした。

しかし、実際の生活に役立つか?というビジネス的?な視点で見るとあまり役に立ちません。
もちろん、ここに記載されている具体例的なものから抽象度高く落とし込める人ならば、問題ないのでしょうが、僕には抽象化できませんでした。
そうするには僕の場合、似た事象を複数個紹介してもらわないと難しいかもです。。。

ターゲット

といった観点から、ターゲットは、会社での一言会話をしたい人、かつ、本を読むことが好きな人。トリビア好きな人。

この辺りでしょうか?
この本の内容を読んでビジネスに使っていこうとするのであれば、自分で調べて、もっと自分事化できなければいけません。
全てを『例えば』で表せられるような頭の回転が早い人。
ただ、そんな人にとっては、この本は浅すぎるのでは?と思ってしまいました。

なぜに手に取った?

この本は流行っていた時期からしばらく経って、ブックオフで見つけたことで購入。中身が良かったと感じたことで捨てずに当時の僕が取っていたようですね。
で、最近『思い通りに人を動かすヤバい話し方』という本を購入しようと思っていたので、その代わりになるのであれば、と思って読んでみました。

結果、上記の本の代わりにはならなさそうでした。

本の中身(ネタバレ含む)

とはいえ、本好きだったり、心理学好きな人にとっては、とても興味が湧く内容のため、スラスラと読めてしまいます。
私、今回読んだのが2回目だったというのがあるのかもしれないですが、おおよそ1時間ぐらいで、読了してしまいました。

その中で、ドッグイヤーした僕の中で大事と感じた6箇所を忘れないように紹介しておこうと思います。

1、見られるポイント


初見でみられるポイントが男女では大きく異なることがわかりました。
男性では、顔が第1に注視されるのに対して、女性は身体全体を注視されるとのこと。つまり、男性は最悪、顔だけ身なりを整えておけば良いが、女性は靴まで気をつけた方が良いという結果に。

この結果はきっと出会う人の性別にもよってきそうですが、この傾向があるそうです。つまり僕のチョイスしたヒゲ脱毛は最適解だったのか笑

2、単純接触効果


これは有名な効果かもしれませんね。
出会う頻度が多ければ多いほど、親近感・好印象を抱きやすいという点。
恋愛で使うなら、とにかく会う頻度を増やしましょう。
近所のスーパーでも良いし、学校でも良いですが、とにかく顔を合わせる頻度を増やすことが大切です。

3、平均以上効果

自分はみんなよりもなんでもできるから…
そう思うことはないですか?僕はよくあります(←自意識過剰)
これも実は、心理効果なのだそうで、世の中の大半は「自分は平均以上」と思っているとのこと。
これってともすれば、キャッチコピーとかで煽れそうな効果ですよね?
「これを見たあなたは、日本の上位20%かもしれません」
「ん?まさに俺のことか」みたいな。

4、黒い羊効果

ある一定数の集団の中には、優劣をつけてしまうもの。つまりいじめは無くならない。みんなから嫌われているポイントを改善しても、きっと別の嫌なポイントをでっち上げられるから、その集団から影響を受けない場所へ移動した方が手っ取り早いということ。
会社でもよくあるやつですね。

5、人脈作りの3ヶ月

人脈を作ろうと思ったら、最初の3ヶ月がとにかく大事とのこと。そこで広げた人脈地図はそのまま引き継がれ、3ヶ月以降広げるのが非常に困難になるとのこと。
どんなことがあっても、中身が大きく変わる4〜6月の間は色々顔を出しまくった方が良いとのこと。

6、好印象を与える色

好印象を与える色はズバリ「白」と「青」。
イケメンは白シャツを着るのではなく、白シャツを着るからイケメンに見えるとのこと。青にも同様の効果があるため、ワイシャツはその2色を確保しておけば問題ないとのことでした。
あっ、異性を意識する場合には「紫」も良いかもしれません。
とにかく白シャツを確保しておきましょう。

このような事象が具体例を伴い記載されています。
こういった内容を勉強していきたいような場合には、ぜひ読んでみると良いかもしれません。

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