はじめまして  「さおり 8 エイト」 です
どうぞ宜しく お願いいたします🙇✨️

私が 小学2年生に なった春
生まれた時から 同居していた祖父が 亡くなりました

そのタイミングで 息子である 私の父は
別の地域に あった 昔からの お墓を 家の近所に移し、新しく建てたのです

余談ですが  この亡くなった祖父が  豆腐屋を開業しよう、と、湧水の綺麗な土地を求め、今の地域に引っ越して来た、という経緯✋️

さて その 家系の新たな お墓ですが
墓石の色は 少し濃いめのグレーで デザインは オーソドックス、家紋の部分の あしらいが なんだか ちょっと格好良く ピカピカ光っていました

子供ながらに「わぁ～キレイ ‼️ この辺りで
一番 目立ってるや～ん ‼️ 」と 誇らしく思い、墓場で テンションが爆上がりしたのを今でも覚えています

 そして無事 祖父の 納骨も終えた
そんな ある日
なんだか大人達が ヒソヒソとザワついている事に 気付きました

大騒ぎは しないものの、でも ちょっとだけ
深刻な空気感…

生まれつきの「どちて坊や」体質だった私は
母親に「何⁉️ 何⁉️ 何があったの⁉️ 教えて お願い‼️  」と 付きまとい 
結果、衝撃的な内容を告げられました

私には年子の妹がいるのですが  当時 小学1年の その妹が ある朝 起きてきて
いきなり こう言ったそうです

「お母さ～ん、じぃちゃんが毎日毎日 夢に出てきて、寒いんや～寒いんや～って言ってくるんやけど どうしたらいいの～？」

どちらかというと 表向きは体裁タイプで
「そんな見えてないものの話はしたらダメ！」
という両親だったので  なんとなくその話は
有耶無耶に したそうです

すると その数日後 
少し離れた所に住む 私の母の妹、つまり叔母から電話があり
「ちょっと変な話するけど…毎晩毎晩
お姉ちゃんとこの おじいさんが 夢に出てきて
寒いわ～寒いわ～って言うんやけど…なんか あった？」と言われたそうです

さすがに両親も顔色が変わり
色々と動いたのでしょう
その結果  答えは すぐに見つかりました

なんと！例の お墓の カロートという部分を開けてみると 空洞になっている、そこに！
雨水が溜まり 骨壺が思いきり水に浸かっていたんですって～！！

父は激怒し、すぐに業者を呼んで
最速で 直してもらったようです

そして それ以来  妹と叔母の夢に
祖父は登場しなくなったそうです

きっと祖父は 親族一同  老若男女問わず
全員に夢で訴えたところ、キャッチしたのが
その2名だったのでしょう

「お墓」って
ただただ「カルシウムの収納箱」かと思いきや
やはり とっても重要で
ちゃんと「宿るアイテム」なのですね

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