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10.正解・不正解の世界は苦しい

昔会社員だったころ、すごく鋭い先輩に『あなたはさ、誰よりも枠にはまるのが嫌なタイプなのに頭から枠に突っ込んでいくのはなぜ?』と言われたことがあって、今でもそれが忘れられない。そして事あるごとにこの言葉を今も思い返して自らを省みることがある。
私が停滞したり悩んだりするときは大抵、正しいこと・みんなやってること・普通であること・マニュアルに書いてあること・すでに誰かがやっていて安心安全であること、に振り回されて、自分の創造性や発想を押し殺している時。
だけど時代は令和。完璧に何かをこなしていくことよりも、今の自分のままで出来ることを最大限にありのまま表現していく方が、心地も良いし、人の心にも響く時代。完璧なコピーはロボットでいいし、今すでにあるもの、内側に存在するものをちゃんと拾って磨いて外に出してあげるのが何より大切。その過程で必要な努力はもちろんあるんだけど、それは修行的なそれではない。こないだ家族でラーメン屋に行った時に、昔ながらの頑固親父が仕切ってる店で、若いお兄さんたちがめちゃくちゃ怒られたり嫌味を言われていてすごく雰囲気が悪かった。一緒にびくびくしてしまうし、なんだか昔誰かに怒られた嫌な記憶までよみがえってきてw、ラーメン食べながらすごく不愉快な気持ちになった。きっとそれは何事にもあてはまって、のびのびしていなくて、緊張を感じさせるものって結構人は不快に感じるんだよね。その人が一生懸命やっていたらちょっとの失敗も含めて応援したくなると思うし、それも混みで楽しかったりする。(もちろんこれは根が真面目な日本人タイプの話で、最初から目指すクオリティがとてつもなく低くて自己肯定感が異常に高いタイプの人達にはあてはまらないのかも。アメリカにいる時よく感じた。笑)

昔は強迫的な完璧主義にとらわれていた私だけど(それはトラウマ由来のものも含めて)、今はある程度の完璧主義はもう真面目な気質の1つとして受け入れつつ、なんか今はもっと私の中の自由で喜んでいて楽しんでいる私をどんどん外に表現させてあげたい。私はダンサーやアーティストの動画を見るのがすごく好きなのだけど、それは他の誰でもない自分の表現を気持ちよくのびのびとしているから。(たまにこれも正解不正解に捉われていたり、誰かを負かすために表現している人もいたりするけど、それってはたから見ていてもなんか違和感でわかるんだよね、、)

今の自分のままで出来ることがあるとしたら何?
今の自分の中に仮に欲しいものはもう全部あるとしたら何がしたい?

今の私に毎日話しかけてあげたい質問たち★

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