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読本アウトプット~「ついやってしまう」体験のつくりかた~




「人が読みたくなるストーリーはどう作ればいいのだろうか?」
そう考えたときに見つけた本です。

この本は任天堂で企画開発を勤めた玉樹真一郎さんの
直感・驚き・物語で人を動かすしくみについて解説した本です。


感想

この本は大ヒットしたゲームを例に
「どういったゲームデザインがされていたのか?」
ということが解説されています。

どういった要素を入れ込むとプレイヤーの感情を動かすことができるのか?
プレイヤーに直感的に操作してもらうにはどうするのか?
驚きを与えるにはどうするのか?
物語を見せるにはどういったデザインにするべきか?
こういったヒントが散りばめられています。


僕が作るコンテンツは同人作品なので分類としては
マンガ、イラスト、小説などの物語を一方的に読者に見せるものですが、
他の媒体でも共通して意識するべきことが書かれています。

物語をもう一度見てもらうためにはどうするのか?
一方向に見せるからこそ、何を散りばめるべきか?
それをこの本は教えてくれます。


ゲームの企画開発者ということもあって、
僕らが知っているゲームを変わった切り口で解説しています。
知っているものを違った視点で見えるようになるので
今後遊ぶゲーム、マンガや映画を見るときも
「これってこういうデザインを意識しているのかな?」
という視点で見返したくなると思います。

ゲームの2周目をすることは、プレイヤーにとって何につながるのか?
ゲームの主人公を通して何を感じるのか?
これは絵の練習や物事の上達にも共通することを教えてくれます。


合わせて、星のカービィの生みの親、
桜井政博さんのYoutubeチャンネルもオススメしておきます。
https://www.youtube.com/@sora_sakurai_jp

仕事術だったり、ゲームの話だったり、色々あります。
(マイリストから分類ごとに視聴できます)

彼らは俯瞰の目線でゲームを捉えながら、監修し、細部まで作り込みます。
商品の販売や宣伝まであらゆることにタッチする姿勢からは
個人クリエイターが持つべき視点を学ぶことができます。


以上が今回のアウトプットでした。
ここまで読んでいただきありがとうございました。





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