本書の内容すべてをうのみにするわけではないが、育った環境などによって生活に困難をきたすほど言語能力に支障をきたすことはあり得るだろう。

タイトルはあおりなのだろうが、中身も書き方に多少あおっている部分はあると感じた。

（日本では「国語」という教科名が使われているので「国語力」としているのだろうが、学校の国語の授業見学を根拠に主張を述べている箇所もあり、著者は実際に「国語力」を問題にしているのかもしれない？
しかし、学校教育における国語の授業やテスト・試験の内容が妥当とは限らない点には注意が必要だろう）