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夏のトナカイ

スウェーデンのスカンセン野外博物館に入ってアイスを食べた後、広い園内でどーこ行こうかなーとマップを見ながらしばし考える。

歴史的な建物を見に行くのもいいなーと思いながらも、やっぱりめちゃくちゃ気になるのは動物ゾーン。そこには”Reindeer”の文字が🤩
トナカイのことである。会いたい会いたい!

動物エリアの方へてくてく歩いていくと、東京でいう鳩くらい身近な感じでリスがいた🐿
この写真、全くズームしてないよ。リズミカルになんか食べてる音が、カリカリカリカリ聞こえる。手を使って器用に食べるね。手も足も、指がけっこう長いんだねー!

お、長老みたいなヤギ🐐
ヤギの目ってさ、黒目が長方形なんだよね。
初めてドアップで見たとき、地球で生まれた生物とは思えない!とかなりの衝撃を受けた。
なんで長方形になったのかな?まぶたは楕円なのに。いつも眠くて薄目でもちゃんと見えるように?

白ヤギさんからお手紙ついて、黒ヤギさんたら読まずに食べた?
みたいな距離感と空気。

しーかたがないので…
というより
どーでもいいので寝ーることにーした…
って感じだな。

豚さん、どこの筋肉も1ミリも動かしたくねえって体勢。分かるよ。わたしも時々そうやって寝るよ🐷

誰だっけ?バイソン?
奥の二頭が全く同じ姿・体勢に見えるのって、私が疲れ目で二重に見えてるわけじゃないよね?

シンクロナイズドスイミング(今はアーティスティックスイミング?どっちにしても長い…)みたいに呼吸の合った、というかただ食べながら進んでいる鳥たち。
“カオジロガン”という鳥かな。名前、そのまんまだね。候補にクビグロガンとかもあったかな?
このカオジロガン、北欧の自然が多いところでよく見かける。

クマさん、尻のフォルムがまるい🐻
草食べてる。鮭ばっかり食べると思ってたのは木彫りのあれのせいだ!

ガチョウ。だよね?アヒルはもうちょっと口が平たいよね🐣基本的にずっと草食べてるんだけど、歩くときに想像以上の音量でガコゲコ鳴く。近づくと、なんだよー来んなよーって胡散臭そうにこっち見る。ごめんごめん、これ以上は邪魔しないよーって、すぐどいたよ。

それでついにトナカイ!
私にとってはトナカイって、トップに貼ったような月光の下の孤高の生き物みたいなイメージか、サンタさんのソリをひきながら笑顔でルンルンしてるイメージだった。
が、
夏のトナカイは、休日のお父さんみたいに寝てばかり。ここが安全だからかな。全然いいんだけどね。
このトナカイがいちばんツノが立派。重そう。

その横の一段低い場所では日陰でずらっと待機してるみたいに並んで寝てた。

トナカイってシカ科で唯一、雄にも雌にもツノが生えるんだって。
へー。
あとでもう一回見にこよう!と思ってぶらぶら散歩。

古い教会があった。

その敷地の中(ここも野外博物館の園内)へ入っていくと、横で何か動く気配が…。

孔雀くん。ヨーロッパに来ると時々放し飼いされているのを見る。カラスには失礼だけど、カラスを見るよりもずっとわくわくする。

丘に登ると水辺ののどかな家々が見える。
きれいな街だな、ストックホルム。

トナカイのところへ戻ってくると、おうちへ帰るところだった。

でもまた出てきた。笑

水を飲んでるんだけど、うまいこと岩にツノがぶつからないようにしてるなあ。自分のツノが今どのくらいの長さかって、見えなくても感覚でわかるのかなあ。

そして餌を食べに行くトナカイ。
逆光でトップのイラストに近い姿が見られた🤩

トナカイのシルエット、かっこいいなあ。


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