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#day12 - クリスマスの、お楽しみ。

ブログマスをゆるゆると楽しんでいます。クリスマスまで、カウントダウンをするように、(できるだけ)毎日クリスマス関連の記事を書くというもの。

よかったら、ラスト一週間、一緒に楽しんでみませんか!

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良い意味でイギリスかぶれの実家にて、年末年始よりもクリスマスに重きをおく幼少期を過ごしていたのだけど。当時の楽しいイベントをご紹介したいなぁと。今日は私の思い出シリーズです。

私が小学生の後半頃から、始まった「家族でクリスマスプレゼント交換」というイベント。当時は相変わらずサンタさんは来てくれたんだけど、そのほかにもプレゼントが欲しいなぁという気持ちも手伝って、みんなで遊びをしていました。

毎年11月頃にくじ引きを作って(そう、こういうイベントをしかけるのはたいてい私)、みんなが揃っている夜ご飯の時にくじを引くところからワクワクが始まる。

全員の名前が書いた小さな紙を、うやうやしく並べて、それぞれが引いていく。と、思ったら、自分の名前を引き当ててしまう人もいて、そうなるとやり直し。

すんなりと終わる年もあれば、何度もやり直しになることもあって、それだけでも大笑いになって楽しいんだよね。

おそらく始まった当初は、「くじ引きで当てた人のプレゼントを準備する」というルールで、小学生以下の子どもたちの予算はとても限られているから「300円から500円くらいのプレゼント」と予算も設定。

かといって、一人で買い物に行くなんてことは滅多にないから、週末にちょっと大きなショッピングセンターに行ったりしたときに、こそっと家族の目を盗んで買ったりしてたっけ。お母さんが付き添ってくれることもあったし、中学生くらいになったらお友達と出かけた先で買ったり。

一緒に住んでいる家族だから、好きなものや欲しいものもよく分かっていて、すごく楽しい「家族でのプレゼント交換」。

みんなの年齢が上がってきたら、「もらえるプレゼントが1個だけだと寂しい」という流れになってきて、それぞれのお財布事情も少しゆとりが出てきたので、「くじびきで名前が当たった人には買わない=残りの家族の3人分買う」というスタイルに切り替わった。

これもまた面白くて。全員分買うワケではないから、お買い物をしているときに「あぁー、お母さんに買うならこれにしたんだけど、今年はお母さんだけ買わないんだよな」みたいなことになったり。

当初は近くのちょっと大型スーパーで始まったイベントが、それぞれ子どもたちがバラバラで出かけるようになって、プレゼントとして見つけてくるものの幅もグッと広がって。

12月に入ると、少しずつツリーの下に「もう買ってきたよ~」というプレゼントが並び始めて。「やばい、まだ全然仕込めてないぞ」という焦りもあったり、「今週の土曜日は、ちょっといろいろあるのでお出かけしますね」と恭しく買い物に出かける人もいたり。じんわりとワクワク感を楽しんでいく。

クライマックスは、やっぱりクリスマスパーティーの当日。さすがにキッズじゃなくなった頃は、プレゼントまっしぐら!ではなくなって。家族でのご飯を楽しんでから、そろそろやりますかね…と苦しいお腹を落ちつけながらのプレゼント交換。

「ではーー、お父さんに準備した人は誰ですか~?」と、言う声掛けとともに、準備したプレゼントをごそごそ準備して、みんなに見守られながら、一人一人プレゼントを頂き、開封していく。

「あーーー、それ見て良いなと思った!!」「私もそれ欲しいと思った!!」と共感が得られる時もあるし、「もうピンクは好きじゃないんだけど…」と子供扱いしたプレゼントに苦笑することもあったり。

なんにせよ、くじ引きから始まって、じわじわと集まるラッピングされたプレゼントを眺めて、そしてみんなでギャーギャー言いながら開封していく。

もちろん騒がしい真ん中には、我が家の犬ももちろん入ってきて。犬はくじ引きの対象じゃないから「犬のギフトは気持ち程度。何か見つけた人が準備する」というゆる対象なんだけど、毎年ちょっと珍しいオヤツなんかをもらっていた。

言い出しっぺというか、仕切りたがりの私が、東京を離れてしまってからというもの、おそらくこのプレゼントイベントは開催されていなそうで。

来年こそはクリスマスに騒がしく一時帰国して、子どもたちも含めてギャーギャーとプレゼント交換がしたいなぁ…なんてことを思っている、ブログマスの終盤。

サポートありがとうございます。私のところで止めるのではなく、別の方へのサポートという形で「幸せの輪」をつなげていきたいと思います。