不言実行はできません

これから更新するたびに自分の情報を開示していくことになると思います。そしてですます調かである調かもブレそうです。

私は法学部で政治学を専攻する学部生です。法学部はみんな良くも悪くもお堅く真面目。文系の学部のある大学に行った人ならわかるかもしれませんが、経済学部・商学部辺りはやんちゃなイメージがあると思います。法学部で真面目な人に囲まれてきた自分には珍しく経済学部の友人がいます。彼とは1年時に参加したインターンでの立ち話がきっかけで交友関係を持つようになりました。彼は学部の友達に囲まれているときは完璧にそれらしくおちゃらけていますが、自分の前では政治について自らの信念を交えつつ語る芯のブレない男です。彼のおかげで経済学部とのコネクションができたと言っても過言ではありません。
そんな彼も、目的をもって休学し、3月からアメリカ留学に行くことになりました。行く前最後の面会だろうということで、昨晩は大学の近くの飲み屋に行ってきました。自分の前だけで進路の話、政治の話等々、いつも通りに語り合いお手洗いの離席から戻ってきた彼が言いました。「お前だから話せるが、彼女と別れると心に決めた。」留学期間中、疎遠になるだろう彼女との関係をどうあるべきか思い悩んでいたところ、自分と話したことで腹が決まったそうです。
彼の信念は不言実行。留学にしても何にしても彼は周りに知らせることなく淡々と動いています。しかし今回は自分に言ってしまったことでそれ以上引くことができません。いずれにせよ彼は壮大でブレないアメリカンドリームを持って旅立つのでしょう。
別れ際に握手とともに抱擁を交わした時に涙腺の緩みを感じました。彼がいない間の日本は自分に任せてほしい。そして、就職活動にも本腰を入れて取り組む。そう誓いました。アメリカンドリームを叶えて戻ってきた彼以上に立派な自分でいるために。

自分に不言実行はできません。だからこそここで書かせていただきました。よろしくお願いします。

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