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不妊治療〜わたしの体験談〜

突然ですが今回は、非常に個人的な内容になります。
少し長くなりますが、ご興味のある方は、お付き合い頂けたらと思います^^


実は、娘を授かる前、夫婦で不妊治療をはじめました。


2016年に結婚生活がスタートしたのですが、
それから4年ほど経ち、夫にも相談をして不妊治療に踏み切りました。


わたしたち夫婦は、結婚してからすぐに子どもが欲しい!という訳ではなく、
むしろ夫婦2人の生活を大切にしたい気持ちもありましたし、
実際、当分は2人の生活を楽しんでいました。


そんな中で、結婚3年目?あたりから、そろそろかなぁと夫の方から気持ちが変わっていき、
赤ちゃんを授かるタイミングも自然に任せるようにしつつ、
お互い新しいライフステージを意識するようになりました。



ですが、なかなか妊娠できず、、、
その現状を目の前に、私自身、赤ちゃんをなかなか授からない原因は、
正直うっすら気付いてはいました。

というのも、夫も知ってはいましたが、
私は体質的に元々、生理が毎月くるようなタイプではありませんでした。
連続で来ても2ヶ月ぐらいで、一度連続で3回来たことがあるかな?という感じで、まさに不定期中の不定期でした。


実際、生理不順のため20代前半の頃に(確か大学生の時)、婦人科に初めて受診しにいきました。

その時に出た診断は、【多嚢胞性卵症候群】というものでした。



多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは、卵巣で男性ホルモンがたくさん作られてしまうせいで、排卵しにくくなる疾患で、女性の20〜30人に1人の割合でみられます。排卵されない卵胞は卵巣にとどまるため、超音波検査でみると、たくさんの卵胞(嚢胞)を認めることから多嚢胞性卵巣と呼ばれます。症状として無月経や月経不順、にきび、多毛、肥満などが出現します。排卵しないため、不妊の原因になることもあります。
多嚢胞性卵巣症候群(島根大学医学部産科婦人科サイトより引用)



治療方法としては、学生でしたので、たしかピルを処方して生理が毎月来るようにするというものだったかと思います。(記憶が曖昧ですが)

最初はピルを飲んでいましたが、学生でしたし、金銭的にも続かなくなったのと、
その後就職や引越しやらで病院も遠くなり、結局途中で終わってしまいました。


それから月日は流れ、結婚後になります。

ただ、ひとつ補足しますと、自分の身体の状態を知ったことをきっかけに、
この頃から【健康】について関心をもつ様になりました。

日頃の食生活が身体に与える影響を考え直し、漢方を調べたり、食養について学んだりと自分なりに様々なジャンルを調べ、方法を模索していました。

こうした経緯もあり、食学検定を受験したりなど(合格できました!)、
自分なりに健康についての知識を学んでいきました。


話が少し脱線してしまいましたが、まとめると、


①もともと生理不順だった
②少なくとも、20代前半から多嚢胞性卵症候群であった
③結婚後は、自然の流れに任せていたが、4年程経過してもやはり授からなかった


以上の理由から、当時、初めて不妊専門病院を受診し、治療を開始しました。




そしてなんと、治療を始めて約2ヶ月で、お腹に赤ちゃんが来てくれたのです。
そして生まれてきてくれた娘。

実は、不妊治療を始めて新たな問題が発覚したのですが、、、

そんな中で、思いもよらない程の早いタイミングで赤ちゃんが来てくれて、
夫婦で驚き、またそれ以上の喜びで嬉しかったことを今でも覚えています。


ですが、一方で、治療期間中は現実を体感した経験でもありました。

それは、予想以上に不妊治療に励む女性や夫婦が多かったことです。
その現実を目の当たりに、表現するのが難しいですが、胸が締め付けられる思いでした。

ですので、こうした内容を記事にするか悩むこともありました。

ですが、それでも考え直したんです。
私の経験が、誰かの希望になれたらと。

だって、多嚢胞性卵症候群と分かってから約10年。

生理もまともに来たことがない私が、妊娠できた。

なので、私の経験をお伝えすることで、この世界の誰かに、
少しでも勇気や希望を感じていただけたら。。。

そんなきっかけになれましたら、嬉しい限りです。

今後、何度かに分けてお伝えしていけたらと思います。

必要な方、ご縁のある方に届きます様に。。。🕊


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