しょういち

スポーツ観戦が趣味の一つです。野球、サッカー、ラグビー、柔道、体操、駅伝etc. 過去…

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スポーツ観戦が趣味の一つです。野球、サッカー、ラグビー、柔道、体操、駅伝etc. 過去の対戦成績や大会結果、データを使ってアノマリー的に予想するのが好きです。 他に神社・お寺・城巡り、音楽鑑賞(主にクラシック)、絵画鑑賞(浮世絵が好きです)、おいしいものを食べ歩くことが好きです。

最近の記事

サッカー アジアカップとワールドカップ

日本代表のサッカーアジアカップとワールドカップでの成績の相関について整理した。日本のアジアカップでの優勝は過去4回。以下、優勝年と直後のワールドカップでの成績。 アジアカップ  ワールドカップ  1992年  ⇒ 1994年 不出場  2000年  ⇒ 2002年 ベスト16  2004年  ⇒ 2006年 グループリーグ敗退  2011年  ⇒ 2014年 グループリーグ敗退 アジアカップでの優勝が、必ずしもワールドカップでの成績につながっていない。逆にワールドカップで

    • サッカーアジアカップ イラク戦敗退に思う

      サッカーアジアカップ、日本のイラク戦敗戦について書きたい。 個人的にはイラク戦の敗戦をポジティブに考えている。理由は以下の通り。 ① 強くなったとはいえ、日本がまだまだ盤石の強さではなかったことがわかった。 ② 決勝トーナメントではなく、グループリーグでの敗戦。これが決勝トーナメントだったら、そこで終わってた。 ①について、この10連勝期間中、異常とも思える強さだったので、それこそ今ワールドカップやったら優勝ちゃう?みたいに勘違いしていた。しかし強くなったことは事実。攻守

      • 第103回全国高校ラグビー選手権大会(2023-24年度)準々決勝プレビュー

        全国高校ラグビー選手権大会、本日準々決勝です。対戦カードは以下の通り。 第1試合 桐蔭学園 ー 東海大仰星 第2試合 中部大春日丘 ー 佐賀工業 第3試合 東福岡 ー 茗渓学園 第4試合 流経大柏 ー 大阪桐蔭 第1、3試合について少し書きたい。 第1試合のカードは過去5回。東海大仰星4勝、桐蔭学園1勝。 第86回 準決勝  東海大仰星 40-13 桐蔭学園 第90回 準々決勝 桐蔭学園  27-26 東海大仰星 第93回 決勝   東海大仰星 19-14 桐蔭学園

        • 第103回全国高校ラグビー選手権大会(2023-24年度)3回戦を終えて

          全国高校ラグビーは本日準々決勝。 今大会は桐蔭学園、東福岡が抜けているものの、この2校以外は実力伯仲。近年珍しく近畿勢が低迷、逆に関東勢の前評判が高かったが、ベスト8の顔ぶれも関東優勢。ベスト8の勢力地図は以下の通り。 関東 3(桐蔭学園、茗渓学園、流経大柏) 東海 1(中部大春日丘) 近畿 2(東海大仰星、大阪桐蔭) 九州 2(東福岡、佐賀工業) 実力伯仲の前評判通り、ベスト8をかけた3回戦は接戦が多かった。3回戦の試合結果。 佐賀工業   45-14 目黒学院 中部

        サッカー アジアカップとワールドカップ

          ラグビーワールドカップ2023レビューその6

           ラグビーワールドカップ2023レビューその6。最後にジャパンの今後の課題について個人的に考えるところを書きたい。あくまで個人の考えかつ推測であり、ラグビー関係者の方々に不快な思いをさせるかもしれません。ご了承ください。以下、敬称略します。  ジャパンの課題、それは戦術的なことや育成の話ではなく、人材獲得が最大の課題だと個人的には思う。要するにこれから何かスポーツをしようという若者にとって、ラグビーがその有力な選択肢になりえていないのではないかということ。  ワールドカップ

          ラグビーワールドカップ2023レビューその6

          ラグビーワールドカップ2023レビューその5

           ラグビーワールドカップ2023レビューその5。大会結果を改めてみると、神の見えざる手が働いていたのではないか、そんな風に感じてしまう。 今大会の結果  優勝:南アフリカ  準優勝:ニュージーランド  3位:イングランド  4位:アルゼンチン  第10回、そしてラグビー生誕200周年となるこの記念の大会で、このような結果になったのは興味深い。私は世界最強のラグビー王国ニュージーランドが優勝し、その強さを誇示する大会になると予想していた。しかし結果は、南アフリカが史上最多4

          ラグビーワールドカップ2023レビューその5

          ラグビーワールドカップ2023レビューその4

           ラグビーワールドカップ2023 レビューその4。 南アフリカについて続き。南アフリカはなぜワールドカップで強いのか。 前回述べた通り南アフリカは、ワールドカップでは最強の成績を残しているが、南半球4カ国で毎年行われているThe Rugby Championship(TRC)ではニュージーランド、オーストラリアの後塵を拝している。その理由は以下と考える。  ① 南アフリカは南半球の国(といってもニュージーランド、    オーストラリアの2カ国)を苦手にしている一方、    

          ラグビーワールドカップ2023レビューその4

          ラグビーワールドカップ2023レビューその3

           ラグビーワールドカップ2023は南アフリカの大会連覇、史上最多優勝となる4度目の優勝で幕を閉じた。南アフリカの強さを改めて思い知らされた大会。南アフリカの強さを過去10回の大会から見ていきたい。 過去10大会のティア1諸国の成績          優勝  準優勝 4強  8強  プール戦敗退 南アフリカ     4   ー   2   2   ー ニュージーランド  3   2   4   1   ー オーストラリア   2   2   2   3   1  イングランド

          ラグビーワールドカップ2023レビューその3

          ラグビーワールドカップ2023レビューその2

          ラグビーワールドカップ2023レビューその2。  今大会は戦前から混戦が予想され、実際に接戦が多かった。特に決勝トーナメントは接戦が続いた。数字の面から確認したい。  以下、左から決勝トーナメントにおける①1試合当たりの点差の平均値、②2点差以内の試合数、③4点差以内の試合数、③6点差以内の試合数。  ちなみに2点差はペナルティ・ゴールあるいはドロップゴールで、4点差は1トライで、6点差は1トライ1ゴールで逆転できる点差。            ①    ②   ③   ④

          ラグビーワールドカップ2023レビューその2

          ラグビーワールドカップ2023レビューその1

          ラグビーワールドカップ2023 大会が終わったので大会を振り返りたい。  今大会は戦前から混戦が予想された。これまで準決勝進出経験はないが世界ランキング1位のアイルランド、そして自国開催での優勝に照準を合わせて強化してきたフランスが優勝候補の筆頭格。逆に世界最強のラグビー王国ニュージーランドは、前回大会以降の低迷からこれまでの横綱という雰囲気はなかったし、南アフリカも前回大会以降、コロナの対応で苦しみ、決して高い評価ではなかった。このように、戦前は北半球の前評判が高く、優勝

          ラグビーワールドカップ2023レビューその1

          ラグビーワールドカップ2023 決勝戦 南アフリカ対ニュージーランド 感想

          ラグビーワールドカップ2023決勝戦 南アフリカ対ニュージーランドの試合は南アフリカが接戦を制し大会連覇、そして史上最多となる4度目の優勝。  南アフリカ 12-11 ニュージーランド  大会前から混戦が予想され、大会に入っても接戦続きの今大会を象徴する試合。そして予想を裏切らない、いや予想以上の激戦となった。カードや負傷退場などあり、80分間お互いベストな状態ではなかったが、逆に試合を面白くしたように感じる。そしてその激戦を制したのは南アフリカ。その勝負強さには溜息しか

          ラグビーワールドカップ2023 決勝戦 南アフリカ対ニュージーランド 感想

          ラグビーワールドカップ2023 決勝戦 ニュージーランド対南アフリカ 両国の国歌について

           ラグビーワールドカップ2023 決勝戦を戦う両国国歌について書きたい。以下個人の感想です。  これまで書いてきた通りニュージーランド代表オールブラックスと南アフリカ代表スプリングボクス、そのラグビースタイルは対照的。そしてその対照的なスタイルの最高峰にいるのが両国である。だから私はこの両国の代表チームが好き。その対戦が、ワールドカップの決勝戦で見られる。こんなに興奮する試合はない。  好きが高じてこの両国についてはその国歌も好きになった。両国歌とも旋律がとても素敵である

          ラグビーワールドカップ2023 決勝戦 ニュージーランド対南アフリカ 両国の国歌について

          ラグビーワールドカップ2023 3位決定戦 イングランド対アルゼンチン戦 感想

           ラグビーワールドカップ2023 3位決定戦 イングランド対アルゼンチンの試合はイングランドが勝って3位となった。プールD同士の戦い。プールDで勝ったイングランドがアルゼンチンを返り討ち。  イングランド 26-23 アルゼンチン  3位決定戦について書いてこなかったが、私はこの3位決定戦は新旧勢力の激突ととらえていた。ラグビーの母国イングランドと新興勢力アルゼンチンの戦い。イングランドが勝って、ラグビーの母国のプライドを保った。  プールDの再戦にも意味があるように思う

          ラグビーワールドカップ2023 3位決定戦 イングランド対アルゼンチン戦 感想

          ラグビーワールドカップ2023 決勝戦 ニュージーランド対南アフリカ プレビューその5

           ラグビーワールドカップ2023 決勝戦 ニュージーランド対南アフリカ  プレビューその5。両国メンバーが発表になったので少し書きます。  南アフリカは、リザーブ8人のうちフォワード7人を並べた。  リザーブを見ると、デオン・フーリー、オクス・ンチェ、トレバー・ニャカネが一列のリザーブ。ンチェが後半のスクラムのカギを握りそう。ロックはジャーン・クラインとRG・スナイマンの2人で、2人とも2M越え。特にスナイマンはでかくインパクト大きい。先発のモスタートが南アフリカには珍しく

          ラグビーワールドカップ2023 決勝戦 ニュージーランド対南アフリカ プレビューその5

          ラグビーワールドカップ2023 決勝戦 ニュージーランド対南アフリカ プレビューその4

           ラグビーワールドカップ2023 決勝戦 ニュージーランド対南アフリカ プレビューその4。その3でラグビー5大強豪国の決勝トーナメントの数字から、ニュージーランドと南アフリカがいかに強いかを示した。今回、さらに決勝戦だけの数字で比較を行う。  左から試合数(G)、勝敗、平均得点、平均失点、平均得トライ(+)、平均失トライ(▲)、平均得PG+DG(+)、平均失PG+DG(▲) ニュージーランド 4-3-1 +20.8 / ▲12.0 / +1.8 / ▲1.0 / +3.8

          ラグビーワールドカップ2023 決勝戦 ニュージーランド対南アフリカ プレビューその4

          ラグビーワールドカップ2023 ニュージーランドと南アフリカの強さの源についてその3

           ラグビーワールドカップ2023 決勝戦で対戦するニュージーランドと南アフリカの強さの源泉、特徴について独自の視点から論じたい。今回はその3。オールブラックス(ニュージーランド代表)の強さについて、人材の切り口からさらに論を展開したい。以下は、あくまで私個人の推論です。ご留意頂きたい。  ニュージーランドはすぐれた人材(ここではラグビーに関して)が豊富な国である。ラグビーが国技であり、国内の優れた人材がラグビーをプレイしているのはもちろんだが、多民族国家という側面が大きい。

          ラグビーワールドカップ2023 ニュージーランドと南アフリカの強さの源についてその3