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2023年夏より駐在家庭としてフィリピンはマニラで暮らしています。住み始めて数カ月の感…

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2023年夏より駐在家庭としてフィリピンはマニラで暮らしています。住み始めて数カ月の感想を記事にしました。

最近の記事

BGCのオフィスビルデザインの観察

フィリピンの超高層オフィスビルは外装デザインのバリエーションが多様で中々興味深い。前職では建物の設計を行っていたため、どうしても設計の実務的な目線で街と建物を観察してしまう。来た当初は奇抜すぎてぎょっとした思いで見つめていたが、カラッとした明るい街のイメージには欠かせない都市景観だと感じるようになった。 また日本ではなかなかお目にかかれない、グローバルで活躍するアーキテクチャーファームの作品を身近に見ることもできる。ここではBGCで注目しているいくつかのオフィスビルを紹介し

    • 通園5カ月の2歳男児の英語力

      英語環境の幼稚園に入園 2歳の息子には今まで英語を教えたことも触れさせたこともなかったが、せっかくなので日系のインターナショナルスクールに入ってもらった。経営は日本人で生徒も日本人が多いものの、先生方は皆フィリピン人で英語のみの環境である。 通い始めて早5カ月。日本語もおぼつかない状態の2歳児がどうやって英語を習得していくのか未知の世界である。息子はどんなふうに成長しているのか? 家では英語で話しかけない 入園児、幼稚園の園長先生から「お子さんは通い始めるとそのうち家

      • 買い物と料理について

        こちらに来てから何気にずっと買い物と料理に苦労している。異国なので時間をかけて慣れていくしかないが、フィリピンでの自炊について感じた不便さや困ったことについて当事者目線で触れさせてもらいたい。 一か所でまとめて効率的に買い物できない 自宅から徒歩10分圏内にスーパーが3軒あるため基本的にはそこで買い物ができる。しかし都会なので物価が高い上に、高温多湿の気候や流通品質の低さからか基本的に鮮度が良くない。少しでも鮮度が良く手ごろな価格を求めてあちこちに奔走。野菜、肉、魚、パン

        • コンドミニアムの住み心地

          ユニット内の仕様 自宅はコンドミニアムとよばれるいわゆるタワーマンションである。ユニットというのは住居区画のことを指す。我が家の間取りは約100㎡の2BR(ベッドルーム)にトイレ付バスルームが2か所あり、メイド部屋にもトイレとシャワーが付いている。 このマンションを選んだ決め手は、眺めと立地とまぁまぁ許せるインテリアだった。しかし、家賃は日本円にして約30万超と割高であるにもかかわらず、仕様に関しては日本人を納得させられるものとは程遠い。 戸棚の全丁番のガタつき、巾木の

        BGCのオフィスビルデザインの観察

          BGCという街のこと

          ゼロから開発された街 新しい住まいは夫の勤務先であるマニラの経済中心部マカティから東に5キロほどの場所に位置する「BGC(=ボニファシオグローバルシティ)」という街にある。 東京で例えてみると通勤先が新宿で家が六本木ミッドタウンにあるような距離感だ。元々、BGCはフィリピン軍の軍用地(戦時中は米軍基地)であった場所を1990年代後半から財閥が主体となって不動産開発を行った街である。オフィス、住宅、商業施設がきれいに整備され、街全体が六本木ヒルズや東京ミッドタウンのような雰

          BGCという街のこと