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読書の振り返り~回顧したら繋がりみつけた。〜

伽羅さんの記事(その元となった 茶ぶどうさんの記事と)を見て、私も読書遍歴たどってみようと思いました。これ読んでた!と重なる本があったのがまず大きなきっかけ

参考となった伽羅さんの記事⤵


 ※項目は伽羅さんに倣ってみましたが、記憶の曖昧さにより、時期が前後してたり違っているのは部分的にあるかもしれません。読んだつもりの本もあるかもしれません。

幼少期:絵本・図鑑  

 ・ちいさいモモちゃんシリーズ
 ・いやいやえん
 ・しろいうさぎとくろいうさぎ
 ・おおきなおおきなおいも
 ・アンデルセン/グリム童話
 ・イソップ物語
 ・日本昔ばなし 薄いの

『しろいうさぎとくろいうさぎ』はモノトーンの絵と、ストーリーが好き。こんな結婚したい憧れでもありましたね。(笑)うさぎの表情が秀逸♡


小学生:伝記・物語・図鑑・ファンタジー

 ・伝記(キュリー夫人、ヘレンケラー、
      エジソン…)
 ・マガーク少年探偵団シリーズ
 ・図鑑(iPhoneの厚みくらいのシリーズもの 
      出版社?)
 ・ホームズ、コナン、
   江戸川乱歩少年探偵団シリーズ
 ・椋鳩十の動物の物語
 ・日本や地元の民話
 ・地球へ 竹宮恵子

地域の図書館に行くのが好きでした。多分ポリオの後遺症だったのではと大きくなって思いましたが、びっこを引いていた司書のお姉さんが、いつも笑顔で温かく受け入れてくれていて好きでした。


中学生:推理・小説・つきあい読書

 ・赤川次郎 三毛猫ホームズ 三姉妹探偵団
 ・アガサ・クリスティー
 ・新井素子
 ・赤毛のアンシリーズ
 ・夏目漱石『こころ』
 ・太宰治『斜陽』
 ・島崎藤村『破戒』
 ・森鴎外 武者小路実篤 など文学集があった
  のでつまんで読む
 ・ふたりのイーダ
 
友だちが持ってて借りて読んでいた(赤川次郎)つきあい読書。時代を感じますね。
ちいさいモモちゃんの松谷みよ子さんの本だと読んだ『ふたりのイーダ』は衝撃的でした。
戦争に関したものは、以降何かと気になるところにもなる。旅行も、長崎・広島・沖縄は行きたい箇所となり、東松山にある丸木美術館(≪原爆の図≫がある)を訪問。
『こころ』については、間を置いて再読。一回目と二回目の印象の違いに驚いた。

高校生:文体を味わう

 ・宮本 輝 『星々の悲しみ』『錦繍』etc…
 ・佐々木丸美『雪の断章』
 ・吉本ばなな『キッチン』
 ・五木寛之
 ・渡辺淳一『女優』
 ・風と共に去りぬ

 宮本輝は模試の問題文に出てきて、文章の美しさに引き込まれてしまった。ちょっと試験どころでなくなった。何冊も読んだけど、晩年のものは読めていない(手が伸びない)
 『風と共に去りぬ』は長編がんばって読んだ感と、日本人とは違うキャラと思考に感嘆した。


大学生:心の中に関心が向かう

 ・自閉症だったわたしへ ドナ・ウィリアムズ
 ・アルジャーノンに花束を
 ・五番目のサリー
 ・村上春樹『ノルウェイの森』は読んでみた
 ・橋のない川
 ・灰谷健次郎『兎の眼』『太陽の子』…
 ・今江祥智『優しさごっこ』
 ・沢木耕太郎『深夜特急』
 ・山際淳司『スローカーブをもう一度』
 ・Number(雑誌)の記事を読むのも
   好きだったかな
 ・椎名誠
 ・宮脇俊三 列車の旅のもの
 ・相田みつを『にんげんだもの』
 ・スーラ(画家)の作品集のような本
 ・『ナルニア国ものがたり』
   (家庭教師先の子と読む)
 ・甘えの構造
 ・愛するということ エーリッヒ・フロム

 島崎藤村の『破戒』から被差別部落ということを知る。そこから『橋のない川』につながる。長編で読み応えあった。『破戒』については、間宮祥太朗(結構好き)で映画化となり、和装間違いない!とそちら視点で観に行く(作品としても良かったです)でも、内容ゆえか、私の居住地では上映なく、人口の少ない近郊の方に赴いて観た。(リピして二回行く)


社会人:ちょっとダークサイドと癒しを求めて

 ・柳 美里『ゴールドラッシュ』『命』
 ・ひろさちや
 ・遠藤周作
 ・山田詠美『ぼくは勉強ができない』…
 ・『絵のかけない子は私の教師』
 ・清水義範『神々の午睡』
 ・鏡リュウジ 占いの本分厚いの
 ・アダルトチルドレンもの
 ・『聖なる予言』
   ジェームズ・レッドフィールド
         山川紘矢・亜希子訳
 ・『沖縄絵本』戸井昌造
 ・『人間が好き』長倉洋海(写真集)
 ・棚田の写真集も気に入ってみていた
 ・超整理法 野口悠紀雄 
 ・メメントモリ 藤原新也
 
 重いものを読むとバランスをとりたくなるのか、軽めのものも好きです。五味太郎さんのエッセイの中で「あとのことはしらないよ」みたいな記述があって、それでいいんだと思うようなこともありました。
 清水義範氏はパスティーシュで有名な方ですが、『神々の午睡』では、「ことばを失うことは心を失うことだ」のような記述に涙することがあり印象的な作品となりました。

子育て:救いと癒しを求めて

 ・佐々木正美 『子どもへのまなざし』
   続 完 と3部あり
 ・中川信子(言語聴覚士)
   子どもと関わる上での心の向け方
      としてなくてはならない本が多い
 ・片付け本 ドイツ流?曜日ごとにすることを
   決めていたのが印象的だったもの
   (タイトル忘れ その後著者税関係か?
    何かトラブル起こしてた(余談))
 ・こんまり トキメキの片付け本
 ・谷川俊太郎
 ・石垣りん
 ・茨木のり子 など詩集
 ・ビジネス書もわりと好きで読む
 

そして今:もう一度自分の心の旅へ

 ・糸井重里『ボールのようなことば』
 ・新書 心理やことばに関したもの
 ・平野啓一郎

 noteの記事や知り合いのおすすめから 平野啓一郎読みだしています。
 灰谷健次郎氏を読んで「やさしさ」について考えていた時期がありましたが平野氏の『死刑について』の中に、灰谷氏も、柳美里氏の名前も出てきてドキッとすることがあったことと、<優しさという、…大切な価値観が社会に浸透していくことで、…>という記述があったことに、読むべく人
だったんだと思っているところです。


番外編:なんで読めないんだろう?

 ・ライ麦畑でつかまえて サリンジャー
 ・星の王子様

 翻訳の文体なのか…私の感性のなさなのか、読める人になりたいと思いつつ吞み込めない( ;∀;)
 伽羅さん、茶ぶどうさんと残念ながら違うのが、私は『モモ』が読めなかった。装丁も好きだし、副題?のことばも好きなんだけど。
 小学生と一緒に読んだ『ナルニア国物語』は面白かったし、そこから、トールキン行ってしまうかとも思ったけど行けなかった。(そこは茶ぶどうさんの記述ちょっと安堵)ハリー・ポッターも読んだら面白いだろうなと思いつつ結局読まず終い(この辺はブームに乗らない捻くれも若干あり)私にとってのファンタジーって…となると、『地球へ』になるのかな。でも、ここで好きなのは「わたしはあなたを救うために生まれた」(多分こんなのがあった気がする)というセリフの部分で、そこから繋がるのか、母親に対しての葛藤というのがあって、アダルトチルドレン本を読むことにつながったりと、なんかファンタジーよりも現実的な私。
 現実とファンタジーを行き来して楽しめると豊かな時間過ごせそうなのに…。これから読むともしかして読めるかな?

 ✳︎✳︎✳︎

回顧リスト作るだけでも、私的には満足(他の方には?)な企画でしたが挙げてみて、繋がりが見えたところが収穫でした。

そして、幼少期親しんだ 童話や寓話に人生とのつながりを感じることがあります。最近思うのは、自分はずっと アリとキリギリスなら、アリだと思っていたのですが、N型の思考にはまって、一人時間を楽しみたい辺りはキリギリスの方では?となんて思っています。


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