毒母がバカにしたスーパーのレジの店員さん
午前中は我が子と色々お出かけした。
皮膚科、支援センター、スーパー。
スーパーでベビーカーを押してると、我が子が泣き出した!
「ごめんね~すぐ買い物終わらせるからね~」と声をかけて慌ててお買い物。
レジの女の店員さんが、我が子に青い手袋を見せてあやしてくれた。
「青いの面白いね~」とニコニコあやしてくれる店員さん。
ピタッと泣き止む我が子。
「ありがとうございます」と私も笑顔でお礼。
帰り道、考える。
あの店員さんは年齢的に、お孫さんいるかな?
優しそうな女の人だったな~。きっと“母親”としても優しかったんだろうなぁ。
私の実母を思い出す。
「◯◯さんはスーパーのレジ打ちだって!」と母親がバカにして笑っていた。
私の母親は“自分は育ちのよいお嬢様!庶民とは生まれも育ちも違うのよ!”と思っている人なのだ。
今日我が子に優しくしてくれたレジの女性は、母親がバカにする職業の方だ。
当時の私は何の気なしに聞いていた。
当時から私に見向きもしない母親に対して、私はかなりの寂しさを募らせていた。
今の私は、「職業はなんだっていいじゃない。」と思う。
普通の親に育てられた人にしたら、「何を当たり前のことを…」と思われるかもしれないが、毒両親育ちの私にとっては、価値観を直していくのは容易なことではない。
“スーパーのレジ打ちだって!”とバカにした毒母とは、やはり絶縁してよかった。
私は、優しくしてくれる普通の笑顔の普通のお母さんに育てられたかった、今もなお。
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