二度寝&懺悔
おはようございます。
常磐しのぶです。
二度寝してしまいました。
また。
この3カ月ほど、休日は毎回二度寝します。
8:30頃起きて、朝ごはん(パン)を食べて、炬燵に入って、10:30頃まで寝る。
なんか、ホールケーキを10分の3くらいネズミに食い散らかされた気分。
二度寝は目覚めと共に、後悔のブリザードが襲ってきます。
また、やっちゃった。
あのまま起きてれば、今頃は街に出て、図書館行ったりカフェで読書したり出来てたのに。
時間という宝物がどんどん腐っていく。
もはや、1日を丸々ゴミ箱に捨てて、三度寝してしまうこともあります。
そして、今日も二度寝しました。
懺悔します。
今日という1日は誰にも平等に訪れるのに。
ぼくは二度寝で台無しにしてしまいました。
炬燵というモンスターがぼくに優しく囁いたのです。寝ようよ、って。
どうにか起きて、顔洗って服着て外出ました。
バスに揺られながら考えました。
人は二度寝するたびにパラレルワールドに飛ばされてるのではないか?と。
二度寝しなかった世界と、二度寝した世界に枝分かれするのです。
たった二時間弱の二度寝。
しかしその差が人生を大きく変えてしまうのです。
もし二度寝しなかった世界では、ぼくはこのエッセイを書かなかったでしょう。
もし、書かなかった場合、あなたもこれを読むことはなかった訳です。
そして、あなたがこのエッセイを読まなければ……どんな人生になったと思いますか?
今はここ。
ぼくが二度寝した世界にあなたもいます。
読んだか読まないかで人生が変わるようなものはぼくには書けません。
ただ電車の中とかで読んで暇潰しにしてくれればいいな、と思ってます。
けど、人生の転換って、本当に些細なことの積み重ねだったりして。
二度寝したとか。
エッセイを書いたとか。
エッセイを読んだとか。
洗濯物が生乾きだったとか。
電車で座れたとか。
そう考えると、ぼく、今日の二度寝も新しい何かの始まりな気がしてきました。
このエッセイのネタにもなった訳だし。
こうして、ぼくは二度寝を正当化するのでした。
あと半日、何しようかな。
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