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マーケティング心理学について

 こんにちは、とまよこ りゃんシーです。
 きょうは、僕が宣伝のときに気を付けている心理学について書きたいと思います。
 人間の性格は様々ですから、同じ売り込み方法でも別の人には通用しないことがあります。
 押しに弱い人にはどんどん押したほうがいいけれど、押せば押すほど意固地になる人もいるのです。
 なので、プロモーションを考える前に、ターゲットの性格を考える必要があり、これがコピーライターにとって最も大切な部分となります。
 プロモーションのときに僕が考えている対象の価値観は以下の3つです。
1、疑い深いかどうか。
2、意思が弱いかどうか。
3、ポジティブかどうか。
 1について、疑い深い人に対しては、多少冗長で堅くなっても契約の説明をしっかりして、お互いの利益について明らかにするのが効果的です。逆に信じやすい人は、人となりで判断するので、誠実さや温もりが伝われば信じてもらえます。
 2について、意志の弱い人と言っても、周りに買った人がいないような知名度の低い商品は絶対に買いません。この場合、「みんな買っている」「流行りの」という言葉が効果的です。しかしこれは、マイペースな人にはほとんど効果がありません。マイペースな人に買ってもらうには、いかにそれを気に入ってもらうかが重要です。第一印象や、華々しい出会い方など、感性に訴えかけるのが効果的です。
 そして3については、自分に自信のない人を褒めても一切響きません。むしろ胡散臭さが上回って、購入を避けてしまうこともあります。こういった人達は、周囲のポジティブな反応ではなく、ネガティブな反応で物事を判断しています。だから、ポジティブな言い方よりも、ネガティブな言い方のほうが心に響きやすいのです。「これを買わないと損」とか、「今の服は似合っていない」とかですね。
 僕が気を付けてるのはこの3つです。
 では、国民性としてはどんな人が多いでしょうか。これは、不思議なことに、東日本と西日本で違います。東日本には、全体的に流されやすく、疑い深くない人が多く、西日本にはマイペースで疑い深い人が多いです。これは西日本のほうが戦乱が多く、東日本は農村だった、などの影響もあると思いますが、人種的にもルーツが違うと言われています。九州から本土に伝わった「弥生人」と、沖縄から北海道に渡り、そこから東北に延びていった「縄文人」という、ふたつの民族が混在しているのが日本の特徴です。ですので僕は、遺伝子的な相違もあるのではないかと考えています。脳の「側坐核」という部分が大きいほど自我が強くマイペースで計算高いという研究結果などが出ています。ちなみに発達障害は側坐核がものすごく小さく、統合失調症では肥大化しているそうです。なお、平和な現代は西日本も東日本もポジティブな人が多いです。
 こういったことも、僕はプロモーションをするうえで念頭に置いています。どんな場所にどんな人が多いのかと言うのは、プロモーションにおいてとても大切です。これは土地だけでなく、SNSにも言えることです。どのSNSにどのようなユーザーが多く、どういったプロモーションが効率的なのかを把握しておくこともコピーライターの大切な仕事といえます。
 自分の考え方や価値観を押し売りしても、価値観の異なる相手にはまったく響きません。
 これはプロモーションのときはもちろん、相手と話を合わせたいときや喧嘩や齟齬を避けるときにも役に立ちますので、コピーライターなくても覚えておくと良いかもしれません。但し、思い込みは厳禁です。逆に言えばこれらを逆手に取れば意図的に争いを起こすことも出来るという事になります。創作などに利用しても良いかもしれません。

 無駄な争いは避けたいものですね。
 それでは、とまよこ りゃんシーでした。

発達障害なりに色々考えて生きてます。応援していただけると嬉しいです。