正気を保てる人は少ない

人間とは性別関係なく、嫉妬深い生き物です。
何らかの成功を収めた人に対して表面的には祝福しても、内心は嫉妬心で気が狂いそうになっているはずです。
ましてや反吐が出るほど憎んでいた相手だったら憤死も免れないでしょう。

これは心の中のヒエラルキーが変化するためだと思います。
何とか見下すことによって自分より格下に追いやっていた相手が、成功という客観的事実によって、格上になってしまうことが認められないのです。
これはもう人間の性質であるのでどうしようもありません。

間違えても攻撃してはならない

たまに嫉妬心を拗らせて、その相手に対して精神的あるいは物理的攻撃を仕掛ける人がいますが、絶対にやめるべきです。
そのようなことをしても決して嫉妬心が消えるわけではないですし、反撃されるリスクもあります。

成功者には得てして仲間の存在があるので、単身で勝負に挑むのは極めて危険です。
一度集中砲火にあえば、あなたの自尊心はズタボロになります（私もこのような経験をしたことがあります）。

負け戦に首を突っ込むことほど愚かなことはありません。
どうしてもストレスで正気を保てそうにないなら、チラシの裏にでも怨恨を書き殴りましょう。

自分のことにフォーカスすべし

一度成功を収めてしまったらその事実は一生付き纏います。
ということはスパイト行動（足を引っ張る行為）は何の意味を成しません。

世の中にはコントロール可能なこともコントロール不可能なことがありますが、成功者を引きずり下ろすという行為はどちらかと言うと後者に属します。
そんな生産性が極めて低いことをするくらいなら、さっさと頭を切り替えて、自分のことにフォーカスしましょう。

仕事でも趣味でもなんでも良いので、とにかく他のことに熱中して、脳内から憎んでいた相手を追い出してしまいましょう。
もしあなたが取り組んでいることが上手く行けば、あなたも成功者の仲間入りです。

成功という客観的事実を手にすれば、もはや嫉妬心とは無縁になることでしょう。
衣食足りて礼節を知るといいますが、心が満たされれば嫉妬もしなくなるのです。