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初めて職域活動(企業訪問)をした話(2015年)

この記事をご覧いただきありがとうございます。
わしです。
私は2014年に大学を卒業して社会人になった、
現在32歳の会社員です。

ちょうど今年(2024年)で社会人になって10年が経ちます。
10年の振り返りとしてnoteを開設しました。

前回は、保険会社に入社してから知って
驚いたことについて書きました。

今回は、企業で募集活動をする
『職域活動』について書きます。


会社で保険の募集ってできるんだ!

私がいた保険会社では、生保レディ1人に対して最低1つは
担当職域としてどこかしらの企業が付与されていました。
(もちろん出入り許可を得ている会社)

基本的にはその企業の昼休みの時間か、
終業後の時間に訪問できるようになっており、
私も最初は昼休みに訪問できる企業へ訪問していました。

正直前職の不動産は店舗型でもあり、
保険外交員の方の出入りがなかったため、
このように会社へ保険募集に来ることがあるのを知りませんでした
だからこの職域活動も、
どんな感じで募集をするのか全然ピンと来てませんでした(笑)

基本的には担当地区での活動と同じように、
最初は自己紹介を書いたチラシを配布して、
チラシをもらってくれた人には
アンケートを取っていくスタイル。
そしてアンケートのお礼を後日持っていくために
アポイントを取ってお礼を渡し、
さらに保険の話をするアポイントを取る・・・そんな流れ。

もちろん最初は新人育成トレーナー(以下トレーナー)も
この職域活動に同行してくれました。

最初は簡単だと思った

私の担当職域は、週に1回だけ昼休みの時間に
社員食堂入口前のスペースで募集が可能でした。
そのため、食堂を利用しに来る社員さんたちが
お昼休みになったら一気に食堂にやってきました。
エレベーターがあるところだったので、
エレベーターからたくさん社員さんが出てきたり、
階段から上がってきて食堂に並ぶ人もいたりでした。

職域活動の初回では、
ポケットティッシュに自己紹介チラシを挟んで、
それを食堂の入口前の列に並んでいる社員さんへ配りました。

もちろん最初は、
トレーナーがどのように職域にいる社員の方に
話しかけて渡しているのかを見ていました。

「〇〇生命の、わしです~。
 担当になりましたのでよろしくお願いします~。」

担当は私、わしなのですが、
代わって挨拶しながらホイホイ配布していました。

少し見て、私も挨拶しながら配布をして、
その日の活動は終わりました。
ポケットティッシュなのでみんなもらってくれるから、
次のステップ(アンケート取り)は大丈夫かな?と思っていました。


そして次の訪問時にアンケート取りが始まるのですが、
この時にちょうどイベントを開催。
確か握力測定という、学生時代の体力測定時にしか
やらないようなものをやりました。
要は懐かしさを皮切りに話題性を持たせて、
アンケート取得につなげる・・・といった目的でした(笑)
※多分

健康診断でもやらないよね。

実はこの時結構興味を持ってくれた社員さんが多く、
食堂から出てきた社員さんに
「〇〇生命です!握力測定やっています!いかがですか?」
といった感じで声を掛けたら、
握力測定をやってくれました。

ただこのイベントの目的が、アンケート取得
やってくれたのはいいものの、
アンケートをすべて書いてくれない方もいました。
まぁそうですよね。
保険会社が保険の契約を取るためにやっている
イベントに過ぎないんですから・・・。

そしてもちろん、このイベント参加のお礼をするので、
顔と名前も覚えないといけないのですが、
一気に覚えることができず・・・。
さらにはトレーナーと二人でアンケートを取っていたので、
自分がアンケートを取得した方の顔と名前はかろうじて、
トレーナーが取った方は
全く分かりませんでした(´;ω;`)


お礼からのアポ取りが難しかった

お礼と言ってもこれを会う口実として、
そのあとに保険提案のアポ取りをしよう、と言われていました。

まずは顔と名前を覚えている社員さんから声をかけて行って
お礼を渡して保険提案のアポ取りのために話をしました。
(どういう内容だったかまでは覚えてませんw)

しかしこれが私にとっては難しく、
保険提案のアポ取りに繋げようとしても、
断られてしまい上手くいきませんでした

ちなみにこの日は私一人で職域活動をしていて、
トレーナーは同行していませんでした。
そりゃあ他にも新人がいるので、ずっと私に付きっ切りとはいきません。

同じ保険会社の既契約者の方もいたのですが、
今回は遠慮しておくよ、という方もいたり、
すでに担当が付いていたりして断られたりで、
見直し提案をしようにもできませんでした。

そして次の週に訪問するまでに、
顔と名前が一致しない社員さんで連絡先が書いてある方については
電話で連絡をしてお礼を渡すアポイントを取りました。
※連絡先についてはお礼を渡すために連絡するかも、と事前に伝えていた方もいますが正直どこまで話したのか分かりません・・・

それでもなかなか電話に出る方は少なく、
唯一連絡が取れた方へ、次の訪問時に会ってお礼を渡せました。
その時に、加入している保険会社が同じとわかり、
保険の見直しの提案について話をしたところ、
とりあえず聞いてもらえることになったため、
アポイントを取ることができました
これでようやく職域訪問での提案アポイント1件目・・・。

それでもやっとアポイントが取れたので
嬉しかったです。

商談をするのは終業後・・・

社員の方(お客さん)は勤務時間中だと昼休み、
それ以外は終業後でないと基本的にはアポイントを取れません。
アポイントが取れたのはいいものの、
残業が終わってからでないと話ができないため、
お客さんの残業が終わる時間まで支部で待機をしていました。

この時の商談についてはトレーナーも同行だったので、
お客さんから連絡が来てから車で向かいました。

まぁまぁ遅い時間で、19時は過ぎていたと思います。

担当地区訪問の時と同じく、加入している保険の内容を説明して、
そこから新しいプランについて説明しました。
年齢も20代後半から30代くらいの男性の方だったんですが、
まぁ保険会社としてもこのくらいの年齢層がターゲットでしたね。
トレーナーも結構必死で説明してたのですが、
お客さん自身はあまりピンと来てない様子でした・・・。
(多分元々入っている保険も言われるがまま入ったものなのかなと思ったり)

そしてその日で契約を考えるということもなく、
一旦持ち帰りとなりました。
むしろ遅くまでありがとうございます、って感じですね。


しかし、後日職域訪問した際にこのお客さんから
声をかけてもらったのですが、
「やっぱ保険このままにします・・・」
といった感じでお断りの返事をもらいました。
なんか申し訳ない!といった感じで指でバッテンしながら
やってきたのでちょっとおもしろかったです(笑)

残念ですが、保険の見直しや切り替えも
そんなに簡単じゃないですね・・・。
初の職域訪問での提案アポイントは残念な結果に終わりました。
まぁそもそも話しかけている数も少ないので、
最初のうちは仕方がないかと思います。


別支部の生保レディも来ていた(ライバル)

週に1回の訪問で、募集時間も1時間と限られているので
とにかく毎週訪問してチラシを配って情報提供をしたり、
アンケートの取得をしたりと活動していました。

ある日訪問をしていつもの食堂前へ行ったらすでに
「〇〇生命で~す!新しく担当になりました××です~!」
って、すごいトーンの高い声でベージュのスーツを着た
比較的若い生保レディの方がチラシを配っていました。

すごい手慣れた感じで、
食堂前の列に並んでいる社員さんへどんどんチラシを渡して、
食後に食堂から出てきた人へ声をかけてアンケートをグイグイ取っている・・・。
結構社員さんと並んで歩いて断られるまで話しかけてる・・・

私、ポカーン。
戦意喪失。
というか、え?私も同じ保険会社なんだけど、
別支部の生保レディも募集できるの???と
意味が分からなかった。

このバッティングした生保レディですが、
総合職採用をされた人しか入れない支部に在籍して
こういった職域訪問をメインに活動している方でした。
だからものすごい手慣れた感じでやっていたわけです。
ちなみに同じ会社でバッティングするのはよくあることらしく、
いわゆるライバルになる感じでした。
他社が来るよりも厄介だな~って思いました。

絶対無理じゃんこれ、と思っていても
とりあえず週1回の訪問は続けました。


職域訪問の話は、もちろんまだまだ続きます。
初めて訪問したときは簡単かなと思ったら、
提案のアポイントにつなげるのは難しい。
さらに提案しても断られることもあるから
声をかける数も重要・・・。
まぁ話しかけないことには何も始まらないですからね・・・。

そこそこ人に話しかけるのが苦手な私。

↑こちらの記事にも書きましたが、
いきなり訪問するのが苦手であり、
この職域訪問時も、一人の社員さんへ話しかけるのも
相当勇気がいりました(;^_^A


職域活動の話の続きも、是非お楽しみに。
あることがきっかけで、職域活動に積極的になります。

続きが気になったら是非フォローをしていただけたら嬉しいです!
よろしくお願いいたします。

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