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【あがり症】ゴミ商材を売る情弱ビジネスかも知れない

あがり症克服のために
トライアンドエラー
(セルフ人体実験ともいう)を
繰り返した、ロン毛のあがり症です。


今回のテーマは、
「ゴミ商材を売る情弱ビジネスかも知れない」
です。


今回は、少し過激な
タイトルになってしまいました。


私が普段考えていることを、
率直に書きたいと思います。


不快な気持ちになりそうだと思われた方は、
ここで閉じてくださいね。



それでは早速、本題にいきたいと思います。


このnoteで、以前よりちょくちょく書いてますが、
あがり症に関する商材の中には、
ゴミ商材がたくさん混ざっていると思っています。


ゴミ商材だった、「あがり症克服1日講座」を受講した実体験エピソード



以前も書きましたが、

私は、4~5年前に、
「あがり症克服1日講座(※)」
というものを受講したことがあります。

※特定できないよう、少し表現を変えています。


当時の私は、職場の転勤もあって、
人前で話すことから逃げられない状況。


私は、藁をもすがる思いでネットを調べ、
この講座を受けてみることにしました。


なお、その講座を選んだ理由は2つあります。


1つ目は、
講師が“あがり症の専門家”を名乗っており、
“本を出している人”だったこと。


2つ目は、
講座のホームページに書かれた、
「1日であがり症を克服」
といったワードに惹かれたこと。


ちなみに、受講料は3万円以上しますが、
たった1日で克服できるならお安いものです。


で、肝心の受講結果はというと、、、


「効果なし」でした。


あえて言葉を選ばずに言えば、
「これで克服できる人がいてるのか?」
というのが正直な感想です。


ちなみに、この時、一緒に受講していた方から、
休憩時間に聞いた言葉を今でも覚えています。


「この講座を受講するのは、今回で”3回目”なんです」


いやいや、、、笑


“1日で克服するための講座”を
3回も受けるってどういうこと?
と、
私は混乱しましたね~。

(それって、効果がないってことですね、、、)


なぜ、ゴミ商材だと言えるのか?



あえて言葉を選ばずに言えば、
「情報弱者」を釣るやり方だと思ったから。


私が受けた講座では、
下記のアプローチを推していました。


「発声法」
「呼吸法(腹式呼吸)」
「ストレッチ」
「朗読の練習」   etc.


これらについての講義を受けましたが、
ハッキリ言って、どれも微妙、、、


そもそも受講時には、こういったアプローチが
自分には効かないことを知ってましたし、

肝心の説明の方も、
どこかで聞いたことのありそうな、
ありふれた内容
でした。


少なくとも、3万円以上出して、
聞く内容ではないです。



そして、そんなありふれた内容を、

・本を出しているという講師の権威性。

・「1日であがり症を克服」といった、
 セールスコピーが散りばめられたホームページ。

で集客して売る手法は、「情弱ビジネス」以外の
なにものでもないと確信しました。


気づかぬうちに、弱みにつけ込まれてしまう



あがり症の方にとって、人前で話すことは、
“猛獣の檻にブチ込まれる”ことと同じ。


いうなれば、”生命の危機”に匹敵する恐怖です。


そして、その状態から
1秒でも早く抜け出したいという、
切羽詰まった心境なんですね。


だから、なるだけ人と話すことをせずに、
“楽”に”短期間”で克服したいんです。


そして、そのためだったら、
たとえ高額でもいとわない。


結果的に、過去の私のように、
セールスコピーに
引っかかってしまうということです。


例えば、

「たった1日で克服できる」
「1日〇〇分、これだけやれば克服できる」
「家でコッソリ克服できる」
「場数を踏むと悪化する。だから代わりに○○を」

といった、セールスコピー。


こういったセールスコピーは、
あがり症の方にとって、ものすごく魅力的です。


しかし、ゴミ商材をつかんだ私からすれば、
“弱みに付け込むための言葉”に見えて
仕方がありません。

(商材を売るために、
 巧妙に考えられた言葉だと思います)


ですから、
こういった言葉に流されそうになった時には、
一旦立ち止まって、
冷静に考えてみることをおススメします。


私の経験上、”おいしい話には、裏がある”と、
思っておいた方がいいです。


ゴミ商材をつかんでしまった時に失うもの



ゴミ商材をつかんでしまった場合、
失うものは大きいです。


“お金”と“時間”を失うだけでは済みません。


受講前に、
「1日で克服できる」という言葉を見て、
“頼みの綱”だと思う方は多いでしょう。


しかし、その反面、効果が無かった時の
メンタルへのダメージは計り知れません。


例えば、

「“1回で克服できる講座”を受けたのに、
 私には効かない」

「私の“あがり症”は、何をやっても治らない」

といった、極めて強いマイナス感情を抱きます。


その結果、心が折れてしまって、
症状を悪化させてしまう可能性もあります。


まとめ



正直、全く効果のない商材をつかんでしまった話は、
ちょくちょく聞きます。

(払った金額を聞いて、ビックリすることも多い)


こういった商材を掴まないためには、
知識をつけることが何よりも大切だと思います。


私の体験談が
皆さんのあがり症克服の
お役に立てれば幸いです。

(関連リンク)
真っ正面から立ち向かうことが結局は近道
「場数を踏む」という言葉を使わないでおこうと思う
個別性と普遍性

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