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【あがり症】知ったかぶりしないことの大切さ

あがり症の克服を目標に、
トライアンドエラー
(セルフ人体実験ともいう)を
繰り返した、ロン毛のあがり症です。


「恥をかくのが好き」という人は、
そうそういないと思います。


しかし、
「恥をかく勇気」が、
あがり症の克服に役立つのは
間違いありません。


私も、
それを実感しています。


では、どうすれば
「恥をかく勇気」を
身につけることができるのか?


私は、色々と試した結果、
日ごろから「小さな恥」
かくのがいいと感じています。


今回は、
いくつかある「小さな恥」をかく
方法の一つを紹介します。


結論から言うと、
「知ったかぶりをしないこと」です。


は?そんだけ?


ハイ、そんだけです。
でも、これが結構効くと実感しています。


こういったことはありませんか?


・上司との会話中に、
 自分の知らない知識が出てきたが、
 知ったかぶりをしてやり過ごした。


・社内のミーティングで
 知らない言葉が出てきたが、
 知ったかぶりしてスルーした。


・会議の内容について、
 あまり理解できていないのに
 理解したフリをした。


ビジネスシーンに限らず、
こういったことは
よくあると思います。


ではなぜ、
知ったかぶりをしてしまうのか?


私の場合をいうと、
多くの場面で、
「無知」「無能」だと
思われることへの不安がありました。


「こんなことも知らないの?」と、
思われたくなかったんですよね。


要するに、
「無知」や「無能」だと思われて、
「恥をかきたくなかった」ということです。


しかし、
世の中は分からないことで溢れており、
全てを知ることなど
できるはずがありません。


哲学の祖、ソクラテスの
「無知の知」という言葉があります。


それになぞらえても、
自分がいかに知らないかを
自覚しているほうが重要です。



さらには、
知ったかぶりをするということは、
学びのチャンスを、
自ら捨てることにもなります。


なので、
もし自分が「知らない」「分からない」
ことが出てきた時には、
正直に「分かりません」と言いましょう。


そうすることで、
少しずつ「恥をかく勇気」を
身につけることができます。


「分かりません。」

「知らないので教えてください。」

「理解できなかったので、もう一度説明して下さい」


私の場合、
これだけ言えれば、十分でした。


これを続ければ、
「分からないことを、
分からないと言える」人物として、
良い意味で存在感が出てくると思います。

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