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【あがり症】あおり運転をくらって、緊張について考えた話

あがり症克服のために
トライアンドエラー
(セルフ人体実験ともいう)を
繰り返した、ロン毛のあがり症です。


今回のテーマは、
「あおり運転をくらって、緊張について考えた話」
です。


もう、テーマそのまんまの内容ですが、、、(笑)


今回も、緊張との付き合い方の参考になる内容です。


ぜひ、最後まで読んでみて下さいね!


俺、あおり運転をくらう


2週間ほど前のこと。


少し離れたところにある実家に用があり、
マイカーを運転して向かっていた時の話です。


その日は天気が良く、音楽を聴きながら、
気持ちよーく、運転していました。


私は、片道2車線ある幹線道路の
右車線を走っていました。
(左車線は、左折待ちのブレーキが多いから)


道は、混んでいる訳でも、空いている訳でも無く、
流れに乗って、走っている状況。


スピードは、速度制限ギリギリの
60km程度出ていたと思います。


ふと車内のルームミラーに目をやると、、、


、、、


大型トラックに、ベタ付けで煽られていました。

(私の車と接触しそうなほどの、詰め具合、、、)

こんな状況


それを、見た瞬間!


無意識のうちに、自分の胸のあたりが
「ウッ!」となり、一気に身体が緊張しました。


同時に、心拍数が急上昇するのを体感します。


その直後、私はこの状況をどう解釈し、
行動すべきか思考しました。
(ちなみに、この時には心臓バクバク状態。)


具体的には、以下のようなことを考えました。

・車間距離詰めすぎ。相手には悪意がありそうだ。

・相手は大型トラック。こちらは軽自動車。
 接触すればただでは済まない。

・即座に、この状況を回避しないといけない。

・さっきの「ウッ!」は、緊張の第1波だな。
 (後述します)


私は、それらを考えた結果、
すぐに左車線へ車線変更し、
大型トラックに道を譲りました。


すると、その大型トラックは一気に加速し、
私の右側を追い越していきました。

(そして、別の車にベタ付けしていました。
 こういう人を、相手にしてはいけませんね、、、)


このエピソードから学んだこと


正直、あおられて嫌な気持ちでしたね〜。


しかし、これがあったことで勉強になったことも。


それは何かというと、緊張には
「第1波」と「第2波」があるということを、
あらためて確認できたから。

(詳細については、過去の記事をご覧ください。)


ちょっとだけ、おさらいしておくと、

第1波は、外部からの刺激に対して、
「無意識かつ瞬時」に立ち上がる緊張をいい、

第2波は、第1波の直後に、
「意識・思考」のもとに立ち上がる緊張をいいます。


今回のエピソードに当てはめれば、

第1波は、私を煽っている大型トラックを見た瞬間に
無意識のうちに立ち上がる緊張。

第2波は、思考を働かせ、道を譲る(逃げる)
という選択をする時の緊張になります。


今回の出来事により、

人間は、自分の身に迫った脅威を、無意識のうちに
察知してるんだなーと、痛感しました。


あと、第1波の緊張が来た際に、
「第1波が来たな〜」と客観的に思考していた
自分に対して、我ながらビックリでした。


今回のような状況で、
冷静に思考を働かせて危険を回避できたことは、
緊張探求の成果だなーと思いました(笑)


まとめ


今回は、ちょっとしたエピソードをもとに、
私の気づきを紹介しました。


さて、ここからは、あがり症の話になります。


あがり症の方が、人前で話す時。


自分の身体の緊張を感じて、
圧倒されてしまうことがあると思います。


そうなってしまう原因の一つが、

「自分の体に、何が起こっているか
 理解できていないこと」
なんですね。


そうなると、得体の知れない身体の症状に
圧倒され続けることになります。


それを防ぐためには、
緊張時の身体の反応について知り、
しっかりと言語化しておくことが有効です。


例えるとすれば、
「これは、緊張の第1波やな~」といった具合に。


そうしておけば、少なくとも
「得体の知れない緊張」では無くなります。


得体の知れない状態が解消されれば、
身体の症状に圧倒されにくくなりますよ。


ということで、
まずは、正しく知ることからはじめましょ!


私の体験談が
皆さんのあがり症克服の
お役に立てれば幸いです。

(関連リンク)
緊張の第1波と第2波

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