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【あがり症】他人の緊張エピソードを聞いて、逆に勇気づけられた話

あがり症克服のために
トライアンドエラー
(セルフ人体実験ともいう)を
繰り返した、ロン毛のあがり症です。


今回のテーマは、
「他人の緊張エピソードを聞いて、
 逆に勇気づけられた話」です。


私は、4年半ほど前から、
“人前で話す練習会”に通っています。


通い始めた当初の目的は、
あがり症を改善させるため。


しかし、ここ1年ほどは、
“人前で話すこと自体”が目的になってきました。
(人前で話すのが楽しい感覚)


さて、この練習会には、
さまざまな属性の方が参加されます。


あがり症の方はもちろん、そうでない方も。


たとえば、

・セミナー講師
・教師
・弁護士


といった、人前で話すことを
生業とされている方も来られます。


で、私がこういった”プロ”の方と
交流するようになって分かったのがコレ。


“緊張しない人はいない”


今回は、そういった方から直接聞いた、
緊張エピソードを2つ紹介したいと思います。


今回も、勇気づけられる内容ですので、
ぜひ読んでみて下さいね!


1人目のエピソード


まず、1人目。


大学で教鞭をとっておられる、“Aさん”です。


練習会に参加し、即興スピーチに挑戦されました。

(即興スピーチは、他の参加者が書いた
 お題のくじを引き、その場で話します。)


Aさんは引いたお題を見て、
頭の中で瞬時にストーリーを組み立てます。


すぐに、論理的に、
且つ、熱量をもって話されました。


その即興スピーチの私の感想は、
スゴイ!!の一言、、、


詳しくは言いませんが、
さすがやな〜と、思いました。


そんな、緊張とは無縁そうに見えるAさんに、
スピーチ後に、緊張したかどうか聞いてみました。
(とりあえず、何でも聞いてみるスタイル)


その返答は、

「メチャクチャ緊張した」

とのこと。


そして、

「緊張で身体が震えてた」

とも、言われました。


えーっ!!


見ている側からは、全く分かりませんでした。。。


Aさんは、こう続けます。


「大学で講義をする際は、
 手で持つマイクではなく、
 ピンマイクを使います。」

「なぜなら、
 手が震えてしまうかも知れないから。」



さらに、こうとも。


「緊張に飲まれそうになった時には、
 学生に話を振って、間を作ります。」


「その間に、緊張に飲まれそうになった
 自分を立て直します。」



えーっ!!


私は、意外過ぎてビックリでした。


なぜなら、私のイメージはこうだから。


大学で教鞭をとっている
=人前で話し慣れている=余裕


でも、実際はそうではないということです。


話すプロでも「緊張する」ということですね。


2人目のエピソード


次に2人目。


セミナー講師をされている、“Bさん”です。


このBさん、練習会では即興スピーチであろうが、
仕込みネタであろうが、何でもこいの方です(笑)


どんなお題でも、ユーモアを交えて
学びになる話をしてくれます。


私からすれば、「無双」ですね、、、


以前、このBさんの言ったことが
私の頭に残っています。


それはコレ。


セミナーの仕事の時に、つまらなさそうに
聞いている受講者を見たら「頭が真っ白になる」と。


私は、またもや「えーっ!!」と思いました。


なぜなら、普段見かけるBさんの
イメージとかけはなれているから。


私がいつも見るBさんは、経験に裏打ちされた、
圧倒的な自信を漂わせながら話されます。


一見すると、聞き手がどんな態度であっても、
影響を受けなさそう、、、


しかし、そんな方でも緊張してしまうということ。


先ほどと同じですが、
プロでも「緊張する」ということですね。


まとめ


今回紹介したように、

人前で話すことを生業とされている方でも
緊張はします。


みんな、頭が真っ白になったり、
震えそうになりながら
話しているということなんですね。


あと、これは有名な話なんですが、
Mー1グランプリの審査委員をされていた
オール巨人師匠。


オール巨人さんが、舞台に立つときには
必ず「度の合っていないメガネ」をかけるそう。


その理由は、お客さんの顔が見えたら、
緊張してしまうから。


メガネを掛け替えるのを忘れた時には、
楽屋まで取りに戻る徹底っぷりだそうです、、、


こういったエピソードを聞くと、
逆に安心しませんか?



私なんか、

「プロの人たちでも緊張するということは、
 私のような凡人は、緊張して当たり前やろ!」


と、謎の元気と勇気をもらいました(笑)


ということで、他の人の緊張エピソードを
知ることは役に立ちます。


「話のプロでも緊張しながら話している。
 だから、私も緊張を受け入れて話そう」


という姿勢がいいですね!


私の体験談が
皆さんのあがり症克服の
お役に立てれば幸いです。

(関連リンク)
仲間から勇気をもらうこと
30秒でわかる:なぜ緊張を受け入れるべきなのか?

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