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ロンドンの至宝「ウォレス・コレクション」は行かなきゃ損!

イギリスを観光する利点の1つは、「国立の美術館や博物館はほとんどが入場無料(特別展は有料の場合あり)」という事でしょう。

たとえばロンドン市内の代表格をザックリ挙げただけでも大英博物館、ナショナルギャラリー、テート美術館、テートモダン美術館、ヴィクトリア&アルバート美術館、大英自然史博物館、デザイン・ミュージアム・・・もう、これだけでも1日1館ずつ行ったら1週間!しかも、他にもまだあります。笑

そんなミュージアム天国ロンドンで、私が強力にお勧めしたいのが「ウォレス・コレクション」という美術館。

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正面玄関のドアをくぐると、目の前に現れるのがこの階段。ねっ、すでに期待が高まるでしょう?

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場所はベイカーストリート駅からほど近い、マリルボン地域にあります。

この入口側から見るとそんなに大きくなさそうだけど、実はかなり奥行がある貴族の館だった建物。この中にハートフォード侯爵一族が築いた膨大な美術品コレクションがギッシリ詰まってる、まるで宝物箱のような美術館なのです!

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リチャード・ウォレス卿の未亡人がこの美術コレクションとセットでお屋敷まるごと国に寄贈したため、1900年には一般公開されました。だから今では、ロンドンで無料で入れる美術館の1つなのです。

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たとえば絵画だけでもティッツァーノ、ルーベンス、フラゴナール、ベラスケス、ゲインズボロー、ヴァンダイク等々が行けども行けども並んでいて圧巻そのもの。

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レンブラント自画像の前では、名画ガイドツアーに遭遇。彼女の前には10人ほどの参加者が、折畳み椅子に座って熱心にお話を聞いてました。

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ここは貴族の館だっただけあり、インテリア調度品もアンティーク美術ぞろい。アンティーク好きの人ならば、それだけでも興奮しちゃいますよね♪

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チェストや花瓶など、調度品にもそれぞれ出自などの詳細が掲示されています。

なおこの日は短時間の訪問だったため入りませんでしたが、西洋&東洋の武器コレクションも武器っていうより美術品レベルばかり。ゆっくり時間をかけて回れる場合は、そちらも必見です。

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ウォレス・コレクションでもう1つの推しポイントは、ベイカーストリートの大通りから少し奥まった場所に「ひっそり」佇んでいること。だから週末でも大賑わいにならず、優雅な雰囲気に浸れるのも魅力です。

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ウォレス・コレクションからは、王立公園リージェンツパークも徒歩圏内。初夏にはバラの名所として人気のクィーン・メアリーズ・ガーデンも、この公園の中にあります。

ロンドンにご滞在する機会があれば、ぜひ行ってみてくださいね!



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