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Letter to ME

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自分へ送る日々の備忘録(その2)
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2019年4月の記事一覧

春などこなくていい

洗濯物を干していると、先日まではすぐに足先が氷のように冷えていたのに今はもうその億劫さがない。南向きの物干し場は、一日中よく日が当たる。雲一つない。快晴の陽を浴びていると、汗すらにじむような気がする。じわり、と、内臓の裏の方が暑さを感じで、それが、にじむ感じ。きっともっと暖かくなったら、その暑さは本当に汗として私の分泌腺から表面に現れる。そういうことが、ひどく恐ろしくて、春は嫌いだ。汗をかく前の、

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