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はじめまして 子供のための「はじめての美術館」パリ美術館から

パリ・ルーブル、オルセー、オランジュリー美術館から1回1作品、日本では紹介されていない作品も楽しいおはなしでお伝えします。 

noteの掲載は7年前に考えていたのですが度々の病気療養などもあってやっと再開、noteに発信できるなんて!今まで皆さんの記事を拝読するばかりでしたのでとても嬉しいです。
私は、在欧35年、美術館関係の夫の帯同で渡欧、以来日本での仕事だった楽器指導をヨーロッパに住む子供たちに続けてきました。その子供たちも社会に出ていくようになり一段落したので、楽器を通してではなく、何か子供のためにできることはないかと思っていたのがこのテーマを始めるきっかけでした。

私は昔から子供に関わる仕事が好きでしたので、楽器以外でも、他ブログでの子供向けのニュース配信、朗読、読み聞かせなどを通して子供達に接してきましたが、今回の美術館からの投稿は私の好きな分野なので、当地パリの地のりを生かして発信できると思うとちょっとわくわくしています。

日本とフランスの美術館と子供たち

ネット上で拝見すると、日本の美術館や博物館は常設展も企画展も充実し、国内の作品はもとより海外からの作品展示も多く、ヨーロッパ諸国と比べてもアートへの関心が高い方が驚くほど多い国であると感じています。
また、それぞれの美術館が趣向を凝らし、若い世代に向けた発信、特に現代作品を展示される美術館では子供たちの想像力を掻き立てるような楽しいワークショップを開催されている所もあり、子供たちの画像を見るともう体全体で喜びを表わしていてとても楽しそうでした。

ご存知のようにフランスでは、世界各地からの観光客にまじって、幼稚園児や小学校低学年の子供たちが、学校のクラスごとにルーブルはじめとする国立美術館へ、まるでピクニックにでも行くような気軽さで展示物を身近に鑑賞しているのが日常です。子供向けに身振り手振りでおもしろく作品のお話をパフォーマンスして案内する専門の方たちもいます。
この子供のためのオープンで堅苦しくない美術作品に対する楽しい雰囲気を、古代の展示物や絵画彫刻を通して少しでもお伝えできたらと思っています。

私は、まだしばらくフランスにいますので、ヨーロッパにある作品を画像とともに美術館発行のビデオなどもあわせてやさしいお話で紹介します。
大人の皆様にもお話の後に詳しい説明やサイト情報、また美術館オンラインストアの紹介なども併せて載せて楽しんでいただけるようにしています。

発信において留意していること

  • 様々な作品を楽しく気軽に見ることができる、という目的で発信する。(有名無名に関わらず初めて見る作品に子供が興味を持ってくれるように)

  • 簡潔な文章を心がけ難しい漢字は避ける。(ルビの使い方に慣れたらそれを利用します)

  • 美術史、文化史における分類、時系列、部門、国別スクールなどにこだわらず1回1作品のテーマで掲載する。

  • 当地美術館が発信している説明、事実をもとに作品を紹介する。

  • 根拠となる文献、サイト(フランス語版と存在すれば日本語版)を掲載する。

  • 著作権(作者没後70年と戦時加算3794日保護期間)に留意する。

以上です。
(既存の記事は、他ブログから少しずつこちらに移していきたいと思っていますので、掲載番号が前後してしまうことがあります)

最後までお読みいただきありがとうございました。

ルーブル、オルセー美術館には、日本ではまだ紹介されていない展示物もあり、絵画ではパステル画、また古代の展示品など、その保管保護上海外に持ち出せない繊細な作品も本ブログでは取り上げます。

美術館は堅苦しくてちょっと、、、と思っていらっしゃる方も、お子様とご一緒に、またシニアの皆様も是非のぞいてみていただけたら嬉しいです。
ありがとうございました。


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