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進んでるってさ。

病気進んでるってさ。
今は、医者も、はっきり病状について説明する時代。

1人で暮らす事を諦めることも必要かもね。
まあ、ヘルパーさんがしょっちゅう出入りするようになったから、実質、1人暮らしとはいえないかも。
やっぱり、寂しいね。

わかっていたし、覚悟もしていたけど…
どんどん課される制限。
もちろん、残存機能の維持。
これが最大の目標だから。
自分の事だから、ある程度調べているしね。

今、私が1番困っているのが、不意の事に体が反応する事。
例えば、洗面所で髪をとかしていて、手から櫛が滑り床に落ちる時の音。
些細な音や刺激に対して激しい反応をする。もちろん、薬で過剰反応を抑えているけど、上手く制御出来ない。

まるで、壊れかけの機械のよう。
自分の体なのに、勝手に動き、私を混乱させる。

これからどうなるのか不安。
本当は、今、生きていられる事に感謝しなきゃいけない。
わかってる。

でも、現実が厳しい事は確かで時は止められない。

前の日記に書いた、同じ病気で自殺をした彼女のご家族から新盆を行なうと連絡があったの。

私、新盆見舞いだけ送る事にしている。どんな感情から私に新盆のお知らせを下さったかわからないけど、私がお邪魔すると、彼女のご家族が彼女を思い出して、苦しいと思う。

私自身も感情が引っ張られる気がして怖いの。
私は何があっても自分で自分の人生を閉じないと決めたの。

だから、ごめんなさい。今回は行けない。
私はいつでも彼女を思っています。
新盆見舞いに手紙を添えてご家族に気持ちを伝えようと思います。

私を覚えていてくれてありがとうございます。
行ける覚悟が出来たら行きますね。



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