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命あるものと、この世界。

命あるものには、
「死」というものが
いつか必ず訪れる。

そのいつかは、
明日かもしれないし、一週間後かもしれない。
一年後かもしれないし、十年後かもしれない。
五十年後かもしれないし、百年後かもしれない。

この世界では
時間という不思議な概念が、
止まることなく過ぎていく。

生きるということは、
この一瞬が二度と来ないということだ。

当たり前のように
明日が来ると思って、
当たり前のように、
一年後の未来を想像してみるけど、

その未来であなたが生きているのか、
私が生きているのか、
そんなこと
誰にもわからない。

「死」というものと
常に隣り合わせにいる私たちは、
必死にこの世界で生きている。

でも、時間は、
当たり前のように、
いつのまにか過ぎていく。

命って何だろう。

必ず死ぬと分かっているから、
夢を見て、
未来を想像して、
生きるための希望を
探すのだろうか。