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向精神薬を断薬後また薬に頼らないために


こんにちは。
ひなた美由紀です。

わたしは2年前に断薬した体験記を出版しました。

「心の病は自分で治せる」


19歳で統合失調症と診断され、入院。
半年で退院したものの、以来47歳まで向精神薬を飲み続けました。

本を出版した時点で、薬を止めて5年。現時点では、もうすぐ7年になります。

その途中で、一度も向精神薬を服用していません。

「なぜ、また薬を服用しなかったのですか?」

「禁断症状はなかったのですか?」

わたしの本を読んでくださった方から質問を頂いたので、お答えさせて頂きます。

断薬が目的?

わたしは、40代になった頃から、自分の未来がおおよそ見えていました。

夫の両親を介護をする。
40代で生活習慣病の薬を4種類飲んでる夫の介護もそのうち始まるかもしれない。
自分も向精神薬、その他たくさん薬を飲んでいて調子が悪い。

介護と体調不良に悩まさせながら、最後死んでいくんだろうな。 

おおよそそんな人生です。

でも、そんな人生を歩みたくて生まれてきた訳じゃない。
自分の人生変えたい!

本氣で思いました。

悲惨な人生で終わらせたくない。

より良い人生を生きたい!

そう願ったのです。

その願望を叶えるべく、一つ一つ行動した結果、途中で断薬することができました。

くすりは止められる?

薬はやめようと思えば、止められると思います。

ただ、それを目的にしてしまうと、強く意識してしまうのです。

ダイエットしようとすればするほど、甘いものを食べたくなる。

そんな経験したことないでしょうか?

ダイエットという目標があって、そこに向かっているはずなのに、反対なことをしてしまうんです。

禁煙や禁酒でも同じようなことがいえます。

ダイエットだったら何が目標なのでしょうか?

例えば、痩せて可愛い洋服が着たい!
とか
素敵な異性と付き合いたい!

それぞれその先に目標があると思うのです。

その思いが強ければ強いほど、その障害を乗り越えることができるはず。

薬を止めるのが目標なのですか?
本当は何がしたいのですか?

そこを自分自身に問いかけてみると、答えが出てきます。

そして、もう一度問うてみて欲しいのです。

その答えは、誰かの意見、誰かから聞いた話しの影響ではないですか?

本当に心から願っていることでしょうか?

漠然とでもいいのです。

心から願うこと。

それを見つける。

見つけたら、そこに向かうために進んでみてください。

その過程で薬が止められるかもしれません。


禁断症状は怖くないの?


禁断症状、わたしの場合は「眠れないこと」でした。

何しろ、10年以上睡眠導入剤、眠剤で眠っていました。

だから、自然と眠りに落ちる方法をすっかり忘れていました。

布団に入って横になっても眠れません。

眠れても夜中に目が覚めます。

それから延々と眠れません。

でも、不思議とまた薬に頼ろうと思いませんでした。

ちらっとも頭に浮かびません。

だって、また薬を飲むという選択肢はわたしのその先の人生にあり得ないことだったから。

要は、「何を望むか?」です。

薬に頼る生活に戻ることが自分の人生なのか?

それとも、いつか脱することができる禁断症状とうまく付き合っていくか?

流石に7年も経てば、朝まで眠れる日は多いです。

また、薬飲んでなくても、夜中に起きる人なんて、山ほど居ますから。

もう一度改めて書きます。

今のままでいいですか?

このままでじゃ、絶対に嫌だ!


そう思えたら状況は変えていけます。


どんな状況でも、どんな環境でも。

今を変えたい!

その思いが強ければ、薬なんて止められますし、また薬飲む環境になんて戻らないんです。


今の延長で生きるのは絶対嫌と思えば、禁断症状がどうのこうの、なんて悩まないです。

というか、そういうことが頭に浮かびませんでした。

いきなりやめようと想像すると、怖いのかもしれません。


わたしは漠然と「今より良い人生を生きたい」と思っただけです。

できることを一つ一つ実行していった結果、止めるチャンスが来ました。

それで、もう病院に行くという選択肢は全くなかった、というだけです。

人それぞれです。

病院の言うことを聞き続けるのも人生だし、薬を止めてもいいと診断されるほど、健康になるのも一案です。

せっかく命を頂いたのですから、幸せに生きてもらえたらいいなぁと思います。


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