こんにちは！まろです。

ベトナムの北部の山間部、サパへたどり着いた。

サパは少数民族の暮らす地域で、
ホステルだけでなく
ホームステイも主流。

今回は黒モン族のお家に
ホームステイさせていただくことに。

あとで詳しく書くが、
取り急ぎこの平和な風景と気持ちを
書き留めておきたかったので。

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棚田に囲まれた山道で
タクシーのおじちゃんに降ろしてもらう。

ホームステイ先のスタッフの人が
迎えに来てくれ、
そこから細い畦道を原付で進む。

屋根の付いた屋外のリビングからは、
棚田と山と村が見える。

少し色づいた葉っぱが、
ゆらゆらと舞い落ちる。

軒には干したトウモロコシが並び、
下には竹でできた簡単な塀。

温かいお茶を出してくれる。

犬が2匹、あくびをし、
にわとりたちが地面をつつく。

土のにおいと、
野焼きの煙の立ち込めたにおいに、
年季の入った扇風機の音が心地よい。

棚田に、山に、民家。
この世の平和を体現したような風景。

夕立がやってきて、
煙のにおいが強くなる。

犬は慣れたように
おお、雨か、と眠りにつく。

少し遠くのこども達は
雨の中も屋根の下で駆け回っている。

晴れ間から光が差し込み、
屋根から落ちるしずくが光る。
庭先の木の葉も、キラキラと輝いている。

小さな黒い犬が、
もう一匹やって来る。

近所からは歌謡曲のような曲が
聞こえてくる。

棚田を何段飛ばして飛べるか競う、
カラフルなＴシャツのこども達。

飛び降りると、
砂ぼこりが舞うのが見える。

鳥の鳴き声が増えて、
重なっていく。

原付のエンジンとクラクションに、
遠くのこども達の遊ぶ声。

情緒的な風景に、
詩的な心になっていく。

西日が差し込み、
影が濃くなる。

犬は目を覚まし、
少し移動してまた眠りにつく。

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※ちょうどスマホの充電が切れて、
この風景を味わいながら、
紙とペンで上の情景を
書き落としました。

それをそのままこの記事にしました。

読んでくださりありがとうございます！
ではまた。