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「災害をきっかけにカメラマンに パパとして写真を残す」Lovegrapher インタビュー

カメラマンとしての活動やプロカメラマンとしての採用までの道のり、写真に対する思いをお届けするLovegrapherインタビュー。
今回はパパでありながらラブグラフのカメラマンや写真教室の先生としても活躍されているうーさんにインタビューしました。

<プロフィール>
うー
香川県出身
全くカメラに触れた事のない『ど素人』の状態から
『幸せな瞬間をもっと世界に』というラブグラフの理念に共感し
気づけば、3週間ほどでラブグラファーになっていました。
現在は、本業として教育関係の仕事をしながら、カメラマンとしてゲスト様の幸せな瞬間を残すお手伝いをしたり、オンライン写真教室『Lovegraph アカデミー』にてメンターやゼミ講師として写真の素晴らしさを伝え、幸せの輪を広げるために活動しています。
プライベートでは0歳の娘を持つパパでもあり、毎日育児に奮闘中です。

ーまずは写真を始めたきっかけ、ラブグラファーになったきっかけをそれぞれ教えてください!
 
ラブグラファーを目指そうと決意した時、僕はカメラを持っていませんでした。もちろん、自分がカメラマンにはなるなんて夢にも思っていませんでした。では、なんでカメラも持ってなかった超初心者の僕がラブグラファーになろうと思ったのか?そのきっかけを作ってくれたのは、当時彼女だった今の妻です。
 僕の妻は、東北の出身です。2011年に起こった東日本大震災で被災をし、津波によって家も何もかもを失いました。幼い頃からの大切な思い出の写真もその時に流され、僕は妻の幼少期の写真を見る事ができませんでした。そのとき、『この人(妻)とのこれからの思い出は、写真に残していきたい』と強く思いました。
 そして、写真を撮ってもらうために色々と探してる中で、ゲストとしてラブグラフと出会い、ラブグラフの写真を見て衝撃を受けました。僕らは、自分達が写っている写真を見て懐かしい気持ちになる事はあると思いますが、知らない誰かが写っている写真を見て幸せを感じるってなかなかないと思うんですよね。本当に衝撃でした。幸せな気持ちで胸がいっぱいになり、『僕も幸せを届けたい。』って思ったんです。気づいたら、カメラを買って、ラブグラフのカメラマンに応募していました。
 カメラ全くの初心者だった僕でしたが、恩師であるゆうさんのご指導のおかげでたった数週間でラブグラファーになる事ができました。ゆうさんのご指導がなければ、今の僕はいませんので、本当に感謝してもしきれません。

奥様との写真

ー現在ラブグラフではどのように活動していますか?
 僕は、ラブグラフで主に以下の2つのお仕事に携わっています。
①カメラマンとしての出張撮影
②メンターやキャンプ講師、ゼミ講師などの写真教室講師
 まず、撮影に関しては幸せな瞬間を『かたち』にするために、香川県を中心に全国各地に飛び回って撮影をさせていただいております。現在は、そこまで撮影の頻度は多くはないのですが、それでもひと組ひと組のゲストさんとのご縁を大切に撮影に臨んでいます。これまでに200組近くのゲストさんと出会い、幸せな瞬間に立ち合わせていただきました。リピートしてくださるゲストも多く、ご結婚、妊娠、出産、子供の成長と大切な節目にゲストさんの人生に寄り添わせていただけるのも本当に幸せで、子供さんの成長を見ると親戚のおじちゃんのような感覚になります。
 また、写真教室に関してはオンラインにて写真ついての相談や指導をしています。写真の楽しさを感じてもらい、もっと好きになってもらうためにサポートさせてもらう『メンター』や、プロとしての知識やスキルを身につけ、ゲストさんに幸せを届けるラブグラファーになるために指導する『ゼミ講師』などを行なっております。自分が写真を撮るだけでなく、写真を撮る喜びを知ってもらいたくて活動しております。

写真教室の生徒さんとの写真

ー子育てとの両立は大変そうですが、心がけていることなどはありますか?
 僕が心がけている事は大きく3つあります。
 1つ目は、『想い』です。僕は写真を通じて届けたい想いがあります。誰にも譲れない想いがあるからこそ、その想いが僕を突き動かします。人間なら誰だって、落ち込んだり、悲しんだりする事もあると思いますが、どんな時だって想いがあるからまた進む事ができると考えています。カメラマンとして、パパとして、大切な想いが僕の道標であり、原動力になっています。

 2つ目は、『一瞬一瞬を大切に、ベストを尽くす』です。本業の仕事に加え、カメラマン・講師と充実した日々を過ごさせていただいているので、仲間からも『家族との時間はとれてるの?』などと心配されます。やりたい事は多いので、たくさんの時間を家族に費やす事ができているのかと言われるとそうではないのかも知れません。でも、家族との時間は僕にとってかけがえのないものだし、限られた時間だからこそ大切にしてます。『パパなんだから、こうあるべき』などと考えて落ち込んだり、謝ったりするよりは、限られた時間の中で、一緒にご飯を食べたり、お風呂に入ったり、全力で遊んだり、パパとしてのベストを尽くした方が幸せなのではないかと僕は思います。だからこそ、家族の事もラブグラフの事も全力で日々を楽しんでます!

 3つ目は、『家族とのコミュニケーション』です。阿吽の呼吸と言いますが、実は夫婦でも話さないと分からないことだらけです。日中は仕事を家を空けているので、子どもや妻の事、家の事はわかりません。僕も自分自身の忙しさで、妻の忙しさに気づけていないときがあり、些細な事で言い争いになってしまった事もありました。ひとりで家族はできません。僕なら、僕と大切な妻、娘がいてはじめて家族です。もっと色んな話を聞いて、お互いに理解しあう事が大切だと思うんです。
『どんな夢を叶えたいたいのか?そのために何を今取り組んでいるのか?』 『家族の時間はどんな風に過ごしたいのか』
妻なくしては、この活動はできません。妻の理解があって、僕の夢を応援してくれるからこそ、僕はラブグラファーとして色んな経験をさせてもらえています。この場を借りて妻には最大級の感謝を伝えさせてください。いつも本当に本当にありがとう。

家族との撮影

ー最後に、応募を迷っている人に向けて一言お願いします
 僕はラブグラファーになって、人生が変わりました。ラブグラファーは、ただのカメラマンではなく、ゲストさんの人生に寄り添うカメラマンです。ラブグラファーになれたからこそ、色んな人達と出会い、様々な幸せの瞬間に立ち会せていただいています。こんなにも幸せなお仕事があっていいのかなと思うほどです。

 『写真は写真を超える』これは僕のカメラマンとしての信念です。右手の人差し指に立った数グラムの力を入れるだけで、シャッターは切れて、写真が撮れます。写真はただの紙切れなのかもしれません。でも、みなさんが撮った1枚は、いつか必ず誰かの心の支えになるはずです。

 『幸せな瞬間をもっと世界に』
 このラブグラフの理念にあなたの心が少しでも揺り動かされたなら、みなさんの中にラブグラファーとしての原石があるんだと思います。
 みなさんの中には、どんな想いがありますか?ぜひ、ご自身の心の声を聞いてあげてください。きっと、自ずと答えが出てくるはずじゃないでしょうか?新たな挑戦には不安もあると思います。スキルや実績で応募を躊躇ってる人もいると思います。でも、迷ってるなら飛び込んでみてください。やらない理由を探すより、やれる方法を一緒に考えましょう!技術や実績は関係ありません、『想い』さえあれば大丈夫です。そして、僕らと一緒に、世界に幸せを届けましょう!

 ここまで記事を読んでくださってありがとうございます。少しでもラブグラフに魅力が伝わり、みなさんの挑戦の後押しになっていたら嬉しいです。幸せを届ける仲間として一緒に活動できる日を楽しみにしています!



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