見出し画像

土曜の朝、本をいっぱい買ったはなし

土曜日の朝。10時オープンのジュンク堂に、オープンとほぼ同時に入る。

まだ閑散とした店内。

ひとりの人が多いが、たまに老夫婦が楽しそうに本を選んでいて、そんな皆さんと同じ空間を共にする。


わたしは欲しい本リストの18冊の中からまずは3冊、そして本屋さんでその場で1冊、フィーリングで本を買う。

買ってきた本は4冊。単行本2冊、文庫本2冊。

以前も持っていた好きな本。再購入。

春になったら苺を摘みにエンジェルエンジェルエンジェルは学生時代好きだった本。

私が一番読むのは梨木香歩さんの本。とても好き。


そして、今回どうしても欲しかったのがわたしたちが27歳だった頃

わたしは中学生の頃から、女の旬は28歳だと思っていた。

どんなに持て囃されても、JKよりもアラサーの女の方が、女として良い。そんな持論を掲げて過ごしていた。

「わたしはまだまだ未熟だ。」


いい女優はみんなその頃27,8歳だった。

この"いい"はあくまで私基準だが、緩やかで柔らかく、芯の強さのある女のこと。

そんなヒトにずうっと憧れていた。

同世代のアイドルよりもひとまわり、ふたまわり上の女性の美しさに憧れていた少女の時。


そんなわたしの心を映したかのような、今回の本。

これは読んでみないと。
ゆっくりじっくり読もうと思う。


そしてその場のフィーリングで買ってきた「作家」と「魔女」の集まっちゃった思い出は魔女の宅急便の原作者角野栄子氏のエッセイだ。

この本はなぜか絵本のコーナーにあった。(全然絵本じゃないけれど)

おそらく絵本を見にきた、わたしのような大人向けなんだろう。

この、フィーリング枠は1時間以上探し歩いてようやく見つけた。

文庫の並ぶ棚や趣味・実用コーナー、占い、図鑑、全英文図書…

そして歩き疲れた先にあった絵本の棚。

そこに不思議と置いてある文字の本。

これだと一瞬で察して、腕にかけたショッピングカゴに入れた。

今夜はどの本から読もうか。わくわくする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?