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避けられない嫉妬~嫉妬に関する個人的見解~

嫉妬しているとき、だいたい正しい情報や言葉なんて意味を成さないもんです。わかっていても激情に身を任せているので耳にタコ。苦しいですよね。

これは、「自分の幸福を理解してない」と他人の正論パンチ食らって「うるせえ!」と逆上し続けてきた私が、30歳を超えてなんとなく嫉妬を理解し、撃破し始めたという駄文です。そして、いつもの如く自前の長文連ツイを加筆修正しました。長いです。


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他人と楽しくしている様を見て羨ましい。


すごいよくわかる。

そういう時って自分の幸福が分からなくなっててホント困ります。相手が悪いわけでもないのに… 黒いものが溢れそうですよね。
そんなとき、わたしは他の楽しめることをして時間が解決したし、周期的にホルモンバランスが原因のときあるし、ホントダメな時は、お願いして人に話を聞いてもらったこともあります。※真面目に、ホルモンバランスが原因の場合は早めに病院に行こう!

嫉妬を解決するのは、だいたい時間が解決するのに加えて、今まで達成したこと、頑張ったこと、得難いと思った経験を思い返して、わたし良くやってるなと褒めたり、実家に帰って頼れる家族と話したことも。あとは暖かいものを食べて、さっさと寝ましょう。ほんと効果テキメンです。これについてこちら


羨ましい、本当に?

誰かが楽しそうにしている投稿を見かけたとき、ちょっとうらやましかったのは本当。でも、正直人付き合いがへたくそな上に一人が好きなので、誰かと楽しくお出かけするのは頻繁じゃなくていいなと思いました。うん、これは納得しています。

素敵なものを買った投稿を見たときもうらやましいと思ったし、早く手に入れたい焦燥感もありました。加えて、欲しいものがあるのに届かないジレンマも、地方住まいだから気持ちわかります。
ただ、自己評価シューズをGUCCIにすれば良かったといえば…そうじゃない。吟味して2万円の靴を買った身として、性能で選んだのは己のため。これも納得しています。

例え悩んだとしても、しっかり考えたのだから、今、選べる最大値をいかに評価するかだと思いました。何より払うのは自分の金なのだから。

手に入らない、楽しめないつらさはあると思います。でもその一瞬の問題で自分が選んだこと、やったことも全て否定しないで欲しいんです。 嫉妬していいんです。ただ、身を滅ぼさないようにして欲しい。お互いに。


矜持があるからこそ

自問自答ファッションの話をすれば、コミュニティに参加している人の属性は多種多様で、ライフステージや環境、経済事情も含め、ほぼ私と同じ境遇の人を探すのは難しいです。わたしの話をするなら、服は機能性重視で、コンセプトから見て服で自己表現するよりも、活動を重視している傾向がある。つまり服じゃない。これは2023年9月9日の自問自答ファッション教室で教えてもらい、目から鱗でした。

もし「リリィさんは服じゃないって言ってたし、2万円の靴とユニクロとレキシーで満足してるからいいじゃん!」って言われたら? 実際言われてないですよ!? 私は嫉妬があるので「夫婦いちゃらぶツイ流れてる様を見て羨ましいですが?(チクショー!)」となります。ここでオープンにするのもアレですが、私は独身です。年齢=彼氏いない歴です。正直嫉妬の塊です。ぶっちゃけあるんですよ、こればっかりはどーしようもないんです。いつだって隣の芝は青いんです。嫉妬があると認めるしかない。嫉妬だ~~~

だからと言って、わたしが相手の幸福を呪うこともないですし、相手がこの発言を見知って落ち込む必要はないんです。だって、呪ったところで現状変わらないし、腹も膨れない。むなしいのは自明の理。わかっています。
(完全蛇足ですけど、彼氏彼女の話をすれば、私は出会いに見合ったコストとリスクを払っていませんので、成果ゼロは当たり前なんです)

閑話休題。
対象と自分を比較できないのもありますが、自問自答ファッションで言えばざっくりと一通り工程をこなしたから。つまり、わたしが私のためだけに納得してアクションしたからです。出会って1年くらい爆走しました。お金?20万以上使ったと思います。真面目に怖くて数えていませんし、貯金は死にました。稼ぎたいです。それくらいコストと時間、貯金を犠牲にするリスクをかけ、チャンスを掴まんとネットにかじりつきました。初期は嫉妬で狂いそうでしたが、なんとか工夫しました。

それって貯金と自分の時間があったからじゃん!生存バイアスじゃん!と悪魔の罵声が聞こえてきそうです。

そうかもしれません。それでも選んだ道を、自分が納得して走ったことを否定したくないのです。これはわたしと私の努力が生んだ矜持です。このプライドを蔑ろにしたくない、むしろあるお陰で相手を肯定できると思っています。相手にも努力したであろうと考えれば、嫉妬したとて自分のプライドを思い出せるのです。「そうだ、わたしはここまでやってきた」と自分に旗を立てられる。これはきっと、あきや先生の言う「自分の地層」の一つなのかもしれません。

なので、私は相手の発信を止めろと思わないし、私や相手のアカウントを消す必要もないと考えています。

苦しみで立ち去るのは悪いことではないと思います。ただ自分から離れたことで、自分の心を削ってしまうんじゃないかって。私もそうやって人間関係が悪化するたびに垢消しして、リセットしまくってました。ホントは楽しく参加したいって内の声を否定することになるので

※もちろん、悪意を持って相手を攻撃する行為、誹謗中傷はやめましょうね!


コミュニティと発信の特徴から考える。

この自問自答ガールズコミュニティの最大点は「目指すゴールは違えど、お互いが見えることで、結果だけでなく工程を尊重しあえる」ことだと思います。嫉妬含めてです。いいんです嫉妬したって、何もかも違うんですもの。 わたしが金と時間をかけたことに後悔はないです。道が険しくても歩いたことは悪ではないと信じてます。自分も相手も嫉妬しているさまを見て、お互い人間なんだと思えれば万々歳。誰しもある感情を、悪と見るのはすごく辛い。お坊さんでもない限り、排除するのは至難の業じゃないかな。

嫉妬の痛みはその人にしかわかりません。だから痛みのもとを見つけるために、実際同じようなことをやってみたらどんな気持ちになるんでしょうか? 意外と面白かった・そうじゃなかったと発見があるんじゃないかな。わたしはぼっちでも平気だとわかりました。

ただ、ひとつ気を付けたいのは、衝動に駆られて読んだ文章を拡大解釈、例えば主語を大きくとりすぎた場合です。発信した人の文章を意図しない読み方にしちゃったり、「女性は~」「独身は~」と書かれたのを見て、自分のことだとショックを受けたり、受けなくてもいい傷をつけたり…

私は受け取った衝撃でこころを蔑ろにし、拡大解釈しては苦しんでいました。自分を守るため、痛みに対して過敏にせざるを得なかったけど、実際自分が同じような相手に「やっちゃった」時、自分も拡大解釈していたなと反省します。なので言葉は慎重に使っているつもりです。はっきり言う癖と口調、点と丸だけの文章で誤解されがちなのですが… ほんとすみません。

話を戻して、発信を読むとき気を付けていることは、話が断片的でないか、何を基として発信しているかです。Twitterは文脈が追いにくい上に情報がバラバラになりやすく、すぐバズる傾向があるので読むのがほんと難しい。穿った見方をする・されるのは当たり前でいいくらいだと思います。一番いいのは、落ち着いてからもう一度読むのがいいかもしれません。気持ち高ぶっているときほど、情報は曲がって見えますし、何より必要以上に傷つきたくないじゃないですか。ご自愛しましょう。


まとめ

嫉妬で苦しんでいるときほど、ここに書いてあることなんて辛くさせるだけかもしれません。落ち着いた時に読んでみてください。苦しいときは暖かくして、早く休みましょうね。
落ち着いても尾を引いているとき、自分がやってきたことから思い出してみてください。乗り越えてきたこと、やってきたこと、できたこと、たくさんあるはずです。

私はこれで今のところ乗り越えられましたが、もし合わないときは別の方法を編み出して欲しいですし、こそっと教えてもらえると嬉しいです(書き上げて、どこかの本に載っているような内容になってちょっと悔しくなってます)。

長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

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