上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え
「こんな方にオススメ」
・夢や目標に向かって努力している人
・人生に迷っている人
・自分自身を成長させたい人
愛する息子、祐介へ
父さんが書いた物語の「祐介」は存在しないけれど、モデルはいるんだ。
これはね、上京した多くの人の実話なんだよ。
この世の中の誰もが、幸せになりたい、成功したいと思って生きている。
ところが自分でも気がつかないうちに、「こんなはずではなかった」という人生になってしまう。
それもそのはずだ。
あらゆるメディアや教育によって、世間の常識に「消費=富の証」という考えを植え付けるシステムになっているからだ。
そうしなければ、国も企業も成り立たなくなってしまう。
その結果、みんな真の成功者とはほど遠い、消費者もしくは浪費者になってしまうんだ。
真の成功者として本当の幸せな人生を送りたければ、今まで育ってきた中で知らないうちに身につけてきた常識の殻を破って、その殻の外側から、今の常識で生きている人たちがいかに成功とは程遠い非常識な生き方をしているかをしっかりと観察するといい。
これから書くのは、ほとんどに人が知らず知らずのうちに身につけてしまう「五つの常識」についてだ。
自分の人生を素晴らしいものにするために、忘れてはならないのは五つの常識の殻の外から人生を見つめることだ。
①幸せの基準を自分自身で決めているか?
他人となんか比べなくても、昨日の自分よりも一歩でも前進しようと努力しているとき、人は幸せを感じるようにできているんだ。
②安定志向になっていないか?
本当の安定というのは、自分の力で変えられることを、変えようと努力しているときに得られる心の状態のこと。
③お金が行動の基準になっていないか?
成功者になるということは、お金持ちになるということではない。
④やりたいことをどうやって見つけるか?
自分が一生をかけてやりたいと思えることは、時間をかけて、真剣に取り組み、工夫を重ねた経験があることの中からしか生まれこない。
⑤失敗を恐れていないか?
誰よりも多くの成功を手にした人は、誰よりもたくさん挑戦した人でしかない。同時に誰よりもたくさん失敗を経験してきている。
追伸
世間の常識の殻の外に出て、自分の価値観をつくることが、成功の人生を手に入れるためにどれほど大切か分かって貰えただろう。
ただ問題は、どうやってそれをするかだ。
具体的に何をやればいいのか、迷いがあるかとおもうから最後に触れておこう。
それは「本を読むことだ!」
そうすれば、頭も心も鍛えられる。
そして、幸せな成功者になる方法を自分の力で見つけることができる。
その習慣が成功者の常識を与えてくれるだろう。
そして、成功者の常識を持って生きるお前にとって、成功は特別なものではなく、当然の結果になるんだ。
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