「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本
「こんな方にオススメ」
・禁酒したいと思っている人
・自分の飲酒量に不安を感じている人
・アルコール依存症についてもっと知りたい人
①なぜお酒を飲みたくなるのか?
アルコールがもたらす「報酬」を脳の仕組みから見ていくと、カギを握っているのは「ドーパミン」です。
ドーパミンは「やる気、ハッピー」な気分の素となる快楽物質です。
この成分により、不安や心配などの「負の感情」を吹き飛ばし苦痛を忘れさせることもできます。
こういう便利なお酒が安価ですぐに手に入り、この投資に対して得られる報酬が大きいということこそ、アルコールの魅力であり魔力だと言えます。
ドーパミンは飲酒に限らず、日常のさまざまなシーンでも分泌されます。
家族との時間を過ごしたり、何かに熱中しているときなど、要は「充実感や達成感」などでもドーパミンが分泌されます。
ドーパミンを求め飲酒をし、飲酒でしかドーパミンが分泌されないというのは、人生が豊かといえるでしょうか?
②飲酒による時間の消費
誰しもやりたいことの優先順位があると思います。
その上位に「飲酒」があると、そのために多くの時間を費やすことになってしまいます。
飲酒をすると、「運転ができない」「頭が正常に働かない」「眠くなる」など自分の成長の可能性を自ら潰しているのと同じです。
飲酒しなければ、生まれた時間を勉強や家族と過ごすなど選択肢は無限に広がります。
③お酒の量を減らすコツ
できるだけゆっくり飲む。
飲むペースが速いと、酔いを感じる前にさらにアルコールが体内に入ってくるので飲み過ぎになってしまいます。
時間をかけて「ほろ酔い」の時間を長く楽しむ方が長く楽しむのが安全な飲み方です。
『まとめ』
まず、大前提として「身体的」なお酒を飲むメリットは「ゼロ」です。
うまくお酒と付き合えばメンタルヘルス的なメリットはあるとしても、臓器障害などの副作用が現れては元も子もありません。
たとえ少量であれ、体のためには飲まないのがベストです。
飲酒はあらゆる病の引き金になりますが、密接なつながりがあるのは「がん」です。
アルコールの代謝物質であるアセトアルデヒドは強い発がん性を示します。
最後までお読みいただきありがとうございました。 サポートも嬉しいですが「スキ」ボタンもとても励みになります!