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最新の脳研究でわかった! 自律する子の育て方

「こんな方にオススメ」
・子どもの教育に関心のある人
・自律した子どもに育てたい人
・子どもの脳の発達について知りたい人


未来を創る「当事者意識のある子ども」を育てる!

科学と教育の融合が生んだ、画期的な子育てメソッド。

本書は、
・従来の子育ての常識に疑問を感じている人
・子どもを自立した「当事者意識」を持った人材に育てたい人
・未来を生き抜く力を子どもにつけさせたい人
すべての人に役立つ、脳科学と教育の融合が生んだ、画期的な子育てメソッドです。

さあ、あなたも本書を手に取って、子どものためにも「未来の教育」を学びましょう!

3分で読める本要約(管理人)


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①自律する上で必要な要素

自分で考え、判断し、行動できることは今の激動の時代において必須になってきます。
これを「自律」といいます。

この自律に必要なのが、「心理的安全性」と「メタ認知能力」です。

「心理的安全性」とは、「強いストレスがかかっていない状態=心理的に安心できている状態」のことです。
例えば、失敗しても大丈夫だよという環境下で、子どもたちには積極的にトラブルを体験してもらうことです。

とはいえ、社会に出ればストレス要因はいくらでもあります。
そこで必要になるのが、「メタ認知能力」です。
「メタ認知能力」とは、そのトラブルや体験時の葛藤や失敗といったネガティブな記憶をポジティブな学びに変えていくときに使う能力です。


②激しく怒れるほど頭に残らないという皮肉

叱責やダメ出しは、子供たちを心理的危険状態に「不必要に」追い込んでいる可能性の高い行為です。

これらの場合は、実は誰も得することがない「負のスパイラル」に陥っています。

そもそも人を怒る行為は膨大なエネルギーを使います。
しかし、受け手の子供が「心理的危険状態」に追い込まれたら言われていることに対して思考出来なくなったり、善悪の判断がなくなっている可能性があります。
ということは、また同じミスをする可能性も考えられます。

もちろん、強く叱った結果、子供が恐怖を回避すべく自分の行動を変えることはあります。
心理的危険状態でも思考力が完全にゼロになるとは限らず、学習効果もゼロになる訳ではないからです。
よって、生命に関わることや、人を傷つけたりする行為をしたときに、あえてきつく叱って「本当にダメなんだ」ということを覚えさせることは必要だと思います。

ただし、その場合でも、叱られている最中に言われた言葉はほとんど頭に残っていない可能性が高いため、子供の気持ちが落ち着いた断簡で改めて説明をすることが重要です。


③自己肯定感がストレス耐性を上げる

心理的安全性を感じやすいとは、「ストレスをストレスとして感じにくい脳」に育てることも重要です。

そのもっとも効果的な手段は、子供の自己肯定感を上げることです。

それには、自己肯定感を高められる環境が必要です。
具体的には、次のような環境です。
1.否定されない
2.自分の意志が尊重される
3.失敗を責められない
4.他人と比較されない
5.できていることをちゃんと評価される
6.成功体験を積むことができる
7.自分の成長を実感できる

子供自ら心理的安全状態を作るようにするためには、とにかく子供を否定しないこと。
そして子供がやりたいと思うことを尊重して、本人なりに試行錯誤を経験しておらうことです。


『まとめ』

子供の「自律」に必要な土台として「心理的安全性」が必要である。

脳科学的の観点からも叱責はデメリットだらけ。
なぜなら、心理的危険状態に追い込まれると言われていることに対して思考が出来なくなったり、善悪の判断がなくなっている可能性があるからです。


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