夏場の災害「水」の重要性 ~熱中症予防~
災害時において水は貴重である
蛇口を上げれば水が出る日本において、水の重要性を意識する機会は
少ないかもしれない
身体は「水」からできている
成人で約60% 子供は70~80%
子供が脱水になりやすい原因の一つである
かつ子供は代謝がよく汗をよくかく
だから、夏場において子供に水分をこまめにとらせることが脱水を防ぐ
災害時の季節が夏だったら
ここ数年、夏場の最高気温が年々上がっている中でどのように備えたらいいのか書いていく
自宅であれば空調は効かず、室内の温度は上昇する
これが避難所であれば人が集まり更に室温は上昇する
①積極的に水分・塩分をとる
トイレに行きたくないからと水分摂取を控える行動は、冬場でも控えてほしいと書いたが、夏場の災害時にはより危険だ
のどの渇きを感じる前にとる
②冷凍庫には水を凍らせておく
冷凍庫に水を凍らせておくことで冷水が飲める
これによりからだの中から体温を下げられる
③OS-1を常備
OS-1は飲む点滴と言われているが熱中症には有効である
ひどい下痢の場合や熱が出た際にも有効なので日頃から備蓄しておくとよい
脱水の時に飲むととてもおいしく感じ、通常の状態の時はまずく感じる
体内の電解質のバランスが崩れているためだ
ただし、糖尿病や高血圧、腎臓病のある人は災害が起きる前に主治医に確認をとっておくといい
塩分や、カリウム、ブドウ糖が多く含まれているためだ
その他
①風を通す
特に避難所の場合一般的にプライバシー保護のため仕切りなどを
使用しているので熱がこもりやすい
自宅が断熱性が高い場合はあえて熱い外気を入れることになるため
窓は開けは必要最小限度がよいかもしれない
②車内避難
車は日陰や風通しの良い場所に駐車し車の屋根に断熱シートを貼ったり
フロントガラスに日差し除けを使ったりする
③冷却シート
発熱の際に使用している冷却シートを常備しておけば災害時にも役立つ
貼る位置は太い血管のある足の付け根やわきの下、首などに使用すると
より効果的である
高齢者、糖尿病や心疾患など持病を持つ方は熱中症のリスクが高くなるので
より注意が必要である
明日は、水の重要性~熱中症症状~について書いていく
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