避難生活が続き、水や物資がまだ不足している避難所もある中で
今日は、血圧について書いていく

もともと高血圧があり薬でコントロールされていた方もこの地震によって
血圧上昇がみられていると思う
薬を持参して避難した方、持参する間もなく避難してきた方様々と思うが
医療者が血圧を測定する際には、次のことを伝えて欲しい
①血圧の薬を飲んでいるか否か
②飲んでいるのであれば、平常時いくつ位なのか
③お薬手帳を持参している方であれば見せてほしい
なくても覚えているのであれば伝えて欲しい
④薬はあるのかないのか、いつまでならあるのか、
いつから飲めていないのか

血圧上昇の予防

避難所だけでなく自宅避難している方々も、睡眠不足や生活リズムの崩れ　食事はカップ麺やおにぎりなど塩分が高いものになってしまう　支援物資が十分でない中ではあるかもしれないが以下のことに気をつけてほしい

①血圧が上がらないように減塩に努めること（カップ麺の汁は全部飲まない　あればおにぎりにはのりを巻く）
②無塩の野菜ジュースや海藻類、果物の摂取に心掛ける　
これらの中に含まれているカリウムが塩分をからだの外に出す役割を担う
③余震が続く中、不安かと思うが、なるべくからだを動かしてほしい
④水分摂取を心掛ける
繰り返すが、トイレに行きたくないと水分を控えるのは更に悪化させてしまう危険があるの
で、摂取を心掛けてほしい

被災地には、すでにDMATが各地から支援に入っている
現地の医療者すべてが全力で支援している
どうか、助かった命を大切に新たな病気を誘発しないように予防に努めてほしい