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「古事記」第5章「八岐大蛇(やまたのおろち)」1−4

スサノオ君の新たなる試練は、こちら!!

国宝級笑顔の書道画家Princess香龍です❤️

スサノオ大ピンチ?!!

衝撃的なトラウマ事件に意気消沈してトボトボと歩いていると、いつしか暗くなり人恋しくなってきます。

すると灯りのともった家が見えてきました。

どうやら、民家が並ぶ村のようです。中でも一際大きな作りの家を覗きます。

大歓迎されて、前回のトラウマみたいになるのは嫌なので、庭から様子を伺うことにしました。

すると、どうやら普通の人のようです。嬉しくなってスサノオ君は陽気に声をかけました。(脳筋)

すると、中にいた老夫婦はびっくり!!このニコニコしている大男は誰なの?

しかも、この辺りでは見かけない短髪で、身なりもそこそこ良さげだし、盗賊のような悪人ではなさそうです。

ということで、自己紹介。

家族構成は、老夫婦と娘が一人。

この娘がものすごい別嬪さん!!クシナダヒメって言います。

スサノオは彼女に一目惚れしてしまいます。(脳筋2回目)

しかも、3人ともうなだれて泣き腫らしています。

「なんで泣いてるの?」

実は、この家族には元々8人の娘がいたのです。

ところがある日、斐伊川の下流にある高志に「ヤマタノオロチ」が住み始め、村人全員の命と引き換えに娘を生贄に捧げるように要求してきたのです。

「ヤマタノオロチ」とは、一つの体に頭が8つある蛇の怪物です。

目は赤く鬼灯のようにギラギラとひかり、尾も8つ。あまりの大きさに体には苔や木が茂っていて、8つの谷と丘を跨ぐほどの大きさがあります。

腹には自分のものか、誰のものかもわからない血がべっとりとついて常に赤くただれているのです。

そして、末娘のクシナダヒメが最後の一人として明日には連れて行かれるのです。

「なるほど!!つまり、そのヤマタノオロチってのを倒せば、クシナダちゃんと結婚できるってことですね!!」

いやいや、そういう話じゃないよね?(脳筋その3)

ヤンチャ坊主のスサノオのおめでたい脳直な考えから、ヤマタノオロチ退治が始まろうとしています。

「どうする?スサノオ?」

日本の神様の物語は最高の「ドラマティックJapan」。。。

だんだん良くなる!未来は明るい!!

皆様に湯水の如く良き事が起きます!!


香龍アートサイトcreema
https://www.creema.jp/c/princess-kory
「アートアクセサリー」サイトminne
https://minne.com/@koryu4976
参考文献/「眠れないほど面白い日本書紀」板野博行、三笠書房、王様文庫
参考文献/「ラノベ古事記」小野寺優、KADOKAWA

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