トミエルブラッドエッジ

初めまして。トミエルです。 将棋が好きで、ここに書くのは日々の対局の振り返りになります…

トミエルブラッドエッジ

初めまして。トミエルです。 将棋が好きで、ここに書くのは日々の対局の振り返りになります。 将棋の内容としては、主に中飛車になると思います。

記事一覧

中飛車対三間飛車

自分が先手、戦型は中飛車対三間飛車の相振り。 序盤は相手が早めに△35歩と伸ばしてくる形に対して角交換プラス▲46銀の形で対抗できたので作戦勝ちだと思う。 その後は…

中飛車対こいなぎ流右玉

自分が後手、戦型は中飛車対こいなぎ流右玉。 本譜は△35歩として▲同歩なら△36歩~△44桂を狙おうと考えたが、勝って読みが過ぎた。▲55歩と抑えられて攻めの継続が少し…

中飛車対居飛車5筋対抗形

自分が後手、戦型は中飛車対居飛車5筋対抗形。 本譜は△56歩としたが、45の銀がいなくなると角頭が薄くなりそれが少し負担になってしまう展開になってしまうので良くなか…

第50期ゆかなか順位戦A級 対なかなかなかなかなかさん

自分が後手、戦型はダイレクト向かい飛車。 本譜は△24飛としたが、▲11角成と香を取られるのも痛く、また飛車を浮いたことにより当たりが強くなってしまったので、あまり…

中飛車対居飛車5筋対抗形

自分が先手、戦型は中飛車対居飛車5筋対抗形。 正直この形が一番苦手な気がする。 こちらが少しでも隙を見せると△45歩と角交換を迫られて、相手の飛車に一方的に捌かれて…

中飛車対居飛車5筋対抗形

自分が先手、戦型は中飛車対居飛車5筋対抗形。 本譜は▲45歩としたが、△22角と引かれてみると▲55歩にも△45歩と取られてしまい、いまいちちぐはぐな攻めになってしまっ…

相振り飛車(角交換力戦形)

自分が後手、戦型はこちらの中飛車の出だしから、相手から角交換がされたのちに相向かい飛車になった。 お互いの玉形の差や駒の配置を考えると、何となくこのまま仕掛けて…

第50期ゆかなか順位戦A級 対Linkさん

自分が後手、戦型は相中飛車。 図①の▲55同銀が悪手でここから後手有利で局面が進んでいった。 ▲55同銀では▲77金~▲76金とこちらの角を抑え込みに来られたら互角の形…

第50期ゆかなか順位戦A級 対Kensさん

自分が後手、戦型は相振り飛車の力戦形。こちらが△44角から端を狙うのに対してKensさんの三間飛車という構図になった。 本譜は△12飛としたが、ここは何はともあれ△15歩…

第50期ゆかなか順位戦A級 対自称銀冠党総裁さん

自分が先手、戦型は中飛車対後手超速持久戦。 本譜は▲75歩と仕掛けたが、ここは仕掛ける前に▲26歩とした方が将来的に桂頭や端を攻められた時に受けやすくなる。 ▲26歩…

中飛車対居飛車▲47銀型持久戦

自分が後手、戦型は中飛車対居飛車▲47銀型持久戦。 本譜は△51角とした。これは次に△24歩~△33桂~△25歩と相手の角頭を攻めようという意図のものだが、流石に手数がか…

中飛車対三間飛車

自分が先手、戦型は中飛車対三間飛車の相振り。 本譜は▲39玉としたが、いつでも△15歩からの仕掛けがあるのであまり端に近づくのは良くなかったかもしれない。 ここは▲5…

中飛車対超速2枚銀

自分が後手、戦型は中飛車対超速2枚銀。 本譜は△33角として馬を消しに行ったが、その後の▲53歩成が痛く、あまり良くなかった。 ここは△27金とすべきで、以下▲68飛△同…

中飛車対居飛車穴熊

自分が後手、戦型は中飛車対居飛車穴熊。 こちらの仕掛けに対する相手の応手が良くなく、図①の局面は後手有利。 本譜は△49飛としたが、飛車を打つ前に相手陣の金銀の乱…

中飛車対超速2枚銀

自分が後手、戦型は中飛車対超速2枚銀。 本譜は△12香として相手の角の利きから逃がしたが、その分相手から▲24歩の1手が入ってしまったので、あまり良くなかった。 ここ…

中飛車対向かい飛車

自分が先手、戦型は中飛車対向かい飛車の相振り。 本譜は▲88飛としたが、次の狙いに乏しくいまいちだった。 ここは▲36歩とすべきで、以下△24角▲57角△33桂▲37桂△35…

中飛車対三間飛車

自分が先手、戦型は中飛車対三間飛車の相振り。

序盤は相手が早めに△35歩と伸ばしてくる形に対して角交換プラス▲46銀の形で対抗できたので作戦勝ちだと思う。
その後は相手の動きに乗じて銀を左辺に持っていき、棒銀が成功して迎えた図①の局面。
本譜は▲77桂としたが、その瞬間が少しぬるく△94歩と銀を追い返されてしまった。
ここは▲85歩とすべきで、以下△同歩には▲77桂が厳しいので△44角とするが、

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中飛車対こいなぎ流右玉

自分が後手、戦型は中飛車対こいなぎ流右玉。

本譜は△35歩として▲同歩なら△36歩~△44桂を狙おうと考えたが、勝って読みが過ぎた。▲55歩と抑えられて攻めの継続が少し難しくなってしまった。
ここは△51飛とすべきで、以下▲16歩△33角▲38玉△45歩▲57歩△46歩▲同銀△14歩▲97角△15歩▲同歩△17歩▲同香△66角、が一例で後手微有利。

本譜は△45銀▲同銀△同飛と攻めていったが、

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中飛車対居飛車5筋対抗形

自分が後手、戦型は中飛車対居飛車5筋対抗形。

本譜は△56歩としたが、45の銀がいなくなると角頭が薄くなりそれが少し負担になってしまう展開になってしまうので良くなかった。
ここは△65歩とすべきで、以下▲55歩△同角▲56歩△19角成▲65歩△55歩▲同歩△35歩▲24歩△36歩▲66銀右△37歩成、が一例で後手有利。

本譜は△27角としたが、そこで▲72銀成△同金▲58金右とされていたら形勢

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第50期ゆかなか順位戦A級 対なかなかなかなかなかさん

自分が後手、戦型はダイレクト向かい飛車。

本譜は△24飛としたが、▲11角成と香を取られるのも痛く、また飛車を浮いたことにより当たりが強くなってしまったので、あまり良くなかった。
ここは△38角成とすべきで、以下▲同飛△27歩成▲22角成△38と▲79玉△37と▲同桂△39飛、が一例で後手有利。

実戦はその後、攻め方が悪く攻め駒が渋滞しかけたが、相手の対応にも助けられる形で攻めをつなげることに

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中飛車対居飛車5筋対抗形

自分が先手、戦型は中飛車対居飛車5筋対抗形。

正直この形が一番苦手な気がする。
こちらが少しでも隙を見せると△45歩と角交換を迫られて、相手の飛車に一方的に捌かれてそのまま攻めきられて負け、というイメージが強すぎるのが原因。とはいえ▲66歩と突くとこちらからの仕掛けも難しくなるというジレンマ。
とはいえ、実際は△45歩に▲33角成△同桂と進めば相手の穴熊もそう固くないので形勢的には難しいのだろう

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中飛車対居飛車5筋対抗形

自分が先手、戦型は中飛車対居飛車5筋対抗形。

本譜は▲45歩としたが、△22角と引かれてみると▲55歩にも△45歩と取られてしまい、いまいちちぐはぐな攻めになってしまった。
ここは▲55歩とすべきで、以下△同歩▲45歩△64飛▲55飛△22角▲85飛△84歩▲55飛△45歩▲同飛△44銀▲46飛、が一例で形勢は互角。

本譜は▲75銀△82飛▲53飛成△同銀▲13銀と攻めていったが、△55歩と角

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相振り飛車(角交換力戦形)

自分が後手、戦型はこちらの中飛車の出だしから、相手から角交換がされたのちに相向かい飛車になった。

お互いの玉形の差や駒の配置を考えると、何となくこのまま仕掛けて戦いにした方がいいと思いつつも本譜は△21飛と自重してしまった。
しかし、ここは△45桂とすべきだった。
以下、▲44角△同銀▲66銀右△55歩▲84歩△同歩▲同飛△83歩▲88飛△57角、が一例で後手有利。

相手の陣形がまだ不安定な今

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第50期ゆかなか順位戦A級 対Linkさん

自分が後手、戦型は相中飛車。

図①の▲55同銀が悪手でここから後手有利で局面が進んでいった。
▲55同銀では▲77金~▲76金とこちらの角を抑え込みに来られたら互角の形勢が続いていた。

実戦はその後、▲74歩からのコビン攻めも厳しかったが、その歩を突くことで84の角の利きも通ることになり、それを活かした攻めが決まり勝つことが出来た。

第50期ゆかなか順位戦A級 対Kensさん

自分が後手、戦型は相振り飛車の力戦形。こちらが△44角から端を狙うのに対してKensさんの三間飛車という構図になった。

本譜は△12飛としたが、ここは何はともあれ△15歩の突き捨てを入れるべきだった。
以下、▲同歩△12飛▲65歩△同銀▲46飛△54銀引▲74歩△同歩▲97角△74桂、が一例で難解な形勢。

本譜は△26同角としたが、▲65歩からの仕掛けを与えてしまい良くなかった。
ここは△15

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第50期ゆかなか順位戦A級 対自称銀冠党総裁さん

自分が先手、戦型は中飛車対後手超速持久戦。

本譜は▲75歩と仕掛けたが、ここは仕掛ける前に▲26歩とした方が将来的に桂頭や端を攻められた時に受けやすくなる。
▲26歩以下、△24歩と受けてくれば本譜と同じように仕掛けても難しい形勢だと思うし、▲79飛から相手の動きに対応していくのもまた1局だった。

本譜はとりあえず、といった感じで▲77桂と桂交換を迫ったが、ここは相手の8筋の突き捨てを逆用すべ

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中飛車対居飛車▲47銀型持久戦

自分が後手、戦型は中飛車対居飛車▲47銀型持久戦。

本譜は△51角とした。これは次に△24歩~△33桂~△25歩と相手の角頭を攻めようという意図のものだが、流石に手数がかかりすぎだし、実戦のように▲45歩~▲75歩という仕掛けがあるのであまり良くなかった。
ここは△24角とすべきで、以下▲75歩△同歩▲45歩△96歩▲同歩△45歩▲86歩△83銀▲87銀右△72金▲44歩△35歩、が一例で難解な

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中飛車対三間飛車

自分が先手、戦型は中飛車対三間飛車の相振り。

本譜は▲39玉としたが、いつでも△15歩からの仕掛けがあるのであまり端に近づくのは良くなかったかもしれない。
ここは▲55歩として、相手が△44歩などから駒組を進展しようとした時に▲54歩を見せた方が良かった。
▲55歩以下、△44歩▲54歩△同歩▲同飛△53歩▲59飛△31銀▲57角、が一例で難解な形勢。

本譜は▲68金としたが、その後端攻めされ

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中飛車対超速2枚銀

自分が後手、戦型は中飛車対超速2枚銀。

本譜は△33角として馬を消しに行ったが、その後の▲53歩成が痛く、あまり良くなかった。
ここは△27金とすべきで、以下▲68飛△同と▲同金△57歩▲21馬△33角▲44歩△同歩▲34銀△38飛▲47銀△48飛成▲63香△同銀▲53歩成△72銀▲63銀△56桂、が一例で後手微有利。

本譜は△62金と受けに回ったが、▲57角とと金を取られてしまい、攻めの継続

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中飛車対居飛車穴熊

自分が後手、戦型は中飛車対居飛車穴熊。

こちらの仕掛けに対する相手の応手が良くなく、図①の局面は後手有利。
本譜は△49飛としたが、飛車を打つ前に相手陣の金銀の乱した方が良かった。
その一手が△67歩。以下▲同金直△28飛▲79飛△85桂▲56銀△66歩▲68金引△96歩▲同歩△97歩▲同桂△同桂成▲同香△84桂、が一例で後手有利。

本譜は△88角成と角を切って攻めたが、少し無理攻めになってし

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中飛車対超速2枚銀

自分が後手、戦型は中飛車対超速2枚銀。

本譜は△12香として相手の角の利きから逃がしたが、その分相手から▲24歩の1手が入ってしまったので、あまり良くなかった。
ここは△46飛とすべきで、以下▲同歩△37角成▲18飛△46馬▲53桂不成△同銀▲57銀△36馬▲11角成△45桂、が一例で難解な形勢。

本譜は△86桂~△87銀と攻めていったが、お互いに駒を取り合った局面でこちらの持ち駒に斜め駒がな

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中飛車対向かい飛車

自分が先手、戦型は中飛車対向かい飛車の相振り。

本譜は▲88飛としたが、次の狙いに乏しくいまいちだった。
ここは▲36歩とすべきで、以下△24角▲57角△33桂▲37桂△35歩▲同歩△同角▲36歩△24角▲66歩△34銀▲65歩△同歩▲75歩、が一例で難解な形勢。

本譜は▲84同角としたが、△83香とされて角と飛車を両方いっぺんに狙われてしまい良くなかった。
ここは▲84同飛とすべきで、以下△

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