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むつかしくて、もどかしい。

ばあちゃんちから家に帰る
帰りの新幹線の中で書いている。

思い返せばおさないころ、母や弟と遊びにてきいたときは、帰りの新幹線でよく一人泣いていたなぁ。夏休みや冬休みをばあちゃんちで過ごすのが本当に好きで、家に帰るのがいやだった。夏休みが嫌だったのか、自然豊かな田舎が好きだったのか、ただ現実逃避したかったのか、理由はハッキリしていなかったけれど。とにかく帰り際はさみしくってたまらなかった。

でもおとなになった今、そんなことはなくて。もちろん少しのさみしさはあるけれど。

そのわけもやっぱりわからない。自分が田舎に住み始めたからか、関東に引っ越して距離が近くなったからか、ひとりでまたいつでも来れるだろうと思っているからか。大人になったからなのかな?

家族とは難しいもので、距離が近いほど、大人になればなるほど、言いたいことをはっきりと言えなくなる。なんでかわからないけれど。後悔したくないし、いろいろ言いたいと思うのだけれど、むつかしい。いろいろと考えすぎてしまう。そんな、もどかしさを感じた帰郷。いつもおかえりと言ってくれて至れり尽くせりに感謝でいっぱいになった帰郷。

とにもかくにも、今回もいつも、ありがとう。

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