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育児を始める前に読みたかった本 第3回目【夫を最強のパートナーにする方法】ヒロコ・グレース著

「パートナーの協力を得られないまま、
子育てするなんて考えられない」

今の私ならそう断言できます。

結婚した当初の私は、
なかなか夫に助けを求められませんでした。
そうは言っても、妊娠中につわりと胃もたれが辛かったので頼らざるを得なくなりました。

後から夫から聞いた話ですが、
ホテルの部屋を取ってたことを
入院先の病院の看護師に怒られたらしいです。
※コロナ前の話。

「夜の方が大変なのに」
「父親としての自覚がないのか?」
看護師にそう言われたらしい。

退院するまで一緒に泊まってくれましたが、
「こんなに大変なの!?」とヘトヘトになりました。

その後は自宅に戻るまで別々に暮らしましたが、
「俺は自宅に帰るからいいけど、そっちは大変そう」と言っていました。

そのおかげか、時間が許せば
息子2人をみてくれるのでありがたいです。


・自分の機嫌は自分でとる

これも今でこそ当たり前になりました。
「自分の機嫌くらい自分で取れなきゃ誰も取れないでしょ」と。

しかし、妊娠しているときは
そこまで徹底できていなかったように思います。
その頃できていたら、
自分で気分転換する方法を考えていました。

体調が悪い時こそ必要と実感。

・不機嫌な妻は夫を下げる

はじめてこの本を読んだ時、盲点でした。
離婚原因の2位が「妻が不機嫌」というのに衝撃を受けました。
言われてみれば、自分が夫の立場で
妻がいつも不機嫌だったら辛いです。

「私、地雷踏んじゃった?」といつもドキドキしていないといけないのは気が休まりません。

これでは、夫婦関係は続かないと感じました。

・自分が成長する

「あの人が変わってくれれば」

上手くいかないと言いたくなりますよね。
しかし、他人が変わるのを願ったところで
何も変わらないと思い知らされました。

「変えられるのは未来と自分だけ。過去と他人は変えられない」とよく言いますよね。

9年間夫婦生活を送ってきて、「相手を変えるのは無理」と思い知らされました。
子どもも同じですね。

相手を変えたければ、自分が変わらないといけない。
そのためには、自分が成長しないといけないと学びました。

・感想

妊娠中、いや結婚前に出会いたかったです。
もっとよりよい関係を築けたのではないかと思います。

子どもが生まれたら、より協力が必要になります。
たとえあなたが仕事をやめて専業主婦になったとしても、です。
1人で乗り越えられるものではありません。

私の周りにも、旦那さんが育児に非協力という人が散見されます。
「私はこんなの無理」と思ってしまいます。

特にうちの場合、息子2人とも発達障害の診断を受けています。
何もなくても子育ては大変です。
正攻法が通用しないので工夫を求められます。

1人では孤独で押しつぶされそうになりますが、
2人ならガス抜きし合って乗り越えられます。

夫婦仲を良くしようと決心させた本です。
よかったら読んでみてください。

以上、ちえでした。
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