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なぜか同じ専業主婦の人と話が合わなかった理由【ハッピーリッチな思考法】小桧山美由紀著

専業主婦、パート主婦、起業家。
現在、起業家の著者ですが、
3つの立場を経験しました。

立場が変わると、考え方がこんなに変わるものかと思いました。
三者の視点で変化を見るという切り口がユニーク。

私は現在専業主婦です。
どのくらい当てはまっているか調べてみましたが、
正直なところ、あまり当てはまらなかったです。

失礼ながら「世間一般の専業主婦は、こんな感覚なのか」と発見でした。


・スマホの使い方

三者のスマホの使い方は
こんなに違うのかと驚かされました。

専業主婦時代は、暇つぶし。
パート主婦時代は、ストレス発散。
起業家になってからは、情報交換に使っているとのことです。

そして、スマホの使い方は
時間の使い方と一致します。

私のスマホの使い方を振り返ってみました。
仕事を辞めたばかりの頃は、
専業主婦の暇つぶしに近かったかもしれません。
今では、つぶす暇すらありませんが。

6年経った今は、情報発信のツールです。
情報収集に使うこともありますが、
ほどほどにしています。

情報発信をすることで、結果的に他の人から
情報を教えてもらうことが増えました。
実質的に情報交換のツールにもなってきてると気づきました。

・勉強について

パートの時給の話で、看護師や薬剤師の時給が高いことを話題にしていました。
私は薬剤師なので、パートで働いてた当時は
時給2000円は超えていました。

著者は、薬剤師の時給が高いことをうらやましがっていました。
しかし、6年間大学に行った私の立場から言わせてもらうと「かけた時間、学費と給料を考えると、そこまでコスパがいいわけではない」と言いたくなりました。
短大に行くくらいの期間でなれるなら、別ですが。

著者は専業主婦の時、自分の子どもたちに
「勉強をして、看護師や薬剤師など手に職をつけてほしい」と言っていたそうです。

これを聞いて、大学時代の同級生や先輩後輩たちの親たちを思い浮かべてしまいました。

「手に職をつけなさい」
「薬剤師なら安泰だから」と
口酸っぱく言われてきたと
多くの方からも聞きました。

他に夢があったけど、薬学部以外は一切認めないと言われて、仕方なく進学してきた人もいました。
勉強に関しては、著者の専業主婦時代の考え方は
毒親と感じざるを得ません。

著者が起業家になってから、
子どもに「勉強しなさいということがなくなった」と聞いてホッとしました。
自分のために勉強するようになったからです。

却って子どもたちは
勉強するようになったというのが
興味深かったです。

・感想

他にもたくさん項目はありましたが、
意外にも起業家の考え方に近いと
発見になりました。

「私は一般的な専業主婦と感覚が違うかもしれない」と気づきました。

私の周りでは、
パート主婦の方が圧倒的大多数です。
そうは言っても、今次男が通っている園が認定こども園なので専業主婦の方もいます。

大体、専業主婦の方と送迎の時間が近いのでよく遭遇します。
人間観察をすると、著者の専業主婦時代のような方がほとんどと気づきました。
世間一般との感覚のずれに気づきました。
 
それと同時に、「私もこの人のように起業家になれるかもしれない」と希望が出てきました。

以上、ちえでした。
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