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ニュースつぶやき:「ワクドナルド、現実世界へあらわる」

 アメリカのマクドナルドCMにジャパニメーション風「ワクドナルド」が登場している話。



 ワクドナルドとは、日本のアニメでよくある「現実に存在する店舗や組織などを権利の侵害にならないようにするための表現」のひとつで、マクドナルドのMをひっくりかえしてWにし、ワクドナルドとしたものです。つまり実質的にマクドナルドなんですね。

 今回のCMは完全にジャパニメーションに見えますけども、それもそのはず、制作しているのは日本のアニメスタジオ「スタジオぴえろ」。(マクドナルドのピエロメイクのキャラクター、ドナルド・マクドナルドにちなんだのでしょうか!)



 こういうの大好きですわ!

 それに、正直申しまして、ほっとしているところもございますの。数年前の米国マクドナルドのCMに、ポリティカル・コレクトネスに配慮した、LGBTの人間に偏見を持つことなく、権利を認め、差別しないように促す内容のものがあったのを見て仰天したのを覚えておりましたから。いえいえいえいえいえ食べ物を売る会社のCMでやることではないでしょう、と思ったものです。あのときはさすがにアメリカの正気を疑いましたわ。もちろんそのようなCMだけではないのですけど、ちょっと異常なまでのポリコレ配慮を感じてしまったのも事実です。

 でも、このようなCMを作ったのを見て安心いたしました!わたくしの大好きな、陽気でちょっとおばか(誉め言葉)なアメリカに戻りましたのね!やはり餅は餅屋と申しますか、普段からそういうことをしているならまだしも、ハンバーガー屋さんがいきなりCMでLGBTの権利について重々しく語りだすととてつもない違和感を覚えますからね。ところで日本語の「異世界」って、アメリカでも「Isekai」で通じますのね!




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