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じっとりと、ねっとりと

トラウマを植え付けていった作品。

#映画にまつわる思い出

「呪怨」はけしからん映画だと思う。
色んなホラー映画を見たけど、あんなに罪深い映画はない。ホラーでは絶対に安全領域であるオフトゥンに入ってるとかダメよ。てか、何でいるんだ。初見の時は本当に心が死んだ。
ストーリーの冒頭だけでも不気味さが尋常じゃなかったよなぁ。進んでいくごとにおかしくなっていく人達と、どんどん怖くなっていく怪異。俊雄君という存在感抜群の少年。伽椰子さんの歪んだ感情。怖かった。呪怨はビデオ版以外は観た。おかしいんだけど、回を増すごとに慣れると思ってたのに慣れなかった。毎回怖い。

呪怨以外にもトラウマなのは、「仄暗い水の底から」。最後の幽霊の女の子がドアップになるのはダメだった。泣きそうになった。可哀想な女の子なんだけど、あの出方はいけないって。死ぬかと思った。団地に住んだことはないけど、あんなイメージが未だにある。今は綺麗な団地が多いのか。

日本のホラーって海外にはない、じっとりした感じがあって観た後も余韻が残る。嫌な余韻だけど、「はあ~、観終わった~」っていう謎の爽快感みたいなのもあって不思議。呪怨も仄暗い水の底からも、やってたら見ちゃう。怖いんだよ?怖いんだけど、観て「うわぁ~」って感じたい。怖いもの見たさなんだと思う。
リング・残穢・着信アリは怖い。ゾワゾワする日本のホラーって感じ。学校の怪談は子供の時は怖かった記憶がある。可愛いお化けもいたけど。ちょっとした恋愛?もあって甘酸っぺぇなぁ。

貞子3Dはホラーじゃなくてアクションだと思ってる。戦うな怖がれ。何で貞子モドキに対して武器があるんだ。主人公強すぎんか。デカ貞子は面白かったよありがとう。2はまだ観てないけど、ちゃんとホラーしてるって聞いた。…おかしいなちゃんとしたホラーって何だろう。

ホラー映画って楽しいと思った。

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