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面接官が好きそうな話。教員採用試験

 一応有料にしてますが、どんなもんか試しているだけなので全部無料で読めます。

教員の採用試験を5年前に通過した時の話。受かるまでのお話はリンクから。

さて、本題。面接で受けた質問。

1、生徒に接するときに気をつけていること。

2、教育に体罰は必要か。

ここが一見リンクしていない質問なのだけれども、繋がった話ができたことが大きかったと思います。一つ目の質問は自分が教師としてどう生きていくのかを聞かれた気がしたので、自分の信念を語りました。多少、美化して、ね。

1、生徒に接するときに気をつけていること。

「その生徒が少し頑張ったら超えられる壁を用意することと超えた時に褒めることです。」

「生徒が成長するサイクルは、”壁に当たる→超える→褒められる(超えたことを実感する)→また壁に向かう”だと思います。壁から逃げていたら向き合わせるし、高すぎたら補助したり、壁を下げてあげたりして、できた時に褒めてあげること。これが大切だと思うのでそれを念頭に指導するようにしています」と。

実際の指導でも、周りのせいにしたり、環境のせいにしたりして自分が向き合わないといけない状況で向き合えないことが出てきます。そんな状況でいろんな方法で自分に向き合わせることが大切だと思います。叱責やきつい言葉もその言葉で子どもが変わるのではなく、自分と向き合うための手段だということはわかっておかないと子どもには響かないんじゃないかな・・。
その中で子どもが変わる瞬間は何かというと、やはり「褒められた瞬間」なんだろうと思います。褒められるということは、自分の行動が正しかった証明になるので、ここが子どものターイングポイントです。これは絶対。褒められて伸びない子どもはいません。褒めて伸びないのは課題設定が適切ではないか、褒め方が適切でないことが原因だと感じます。

2、教育に体罰は必要か。

これは、1つ目の問いとリンクさせました。一言で終わらせました。

「先ほど言わせてもらった子どもの成長のサイクルの中に暴力は入ってないので必要ないです。」

この手の答えが決まっている質問では、不必要な理由をいうのではなく、必要なことを言ってそれに当てはまってないから不必要っていう方がポジティブに回答できていいと思います。実際に面接官は首千切れるくらい頷いてました。

一次試験の面接でこの質問でしたが、二次試験の面接でも無理矢理「子どもの成長サイクル」の話、褒める話をしました。運がいいことに首千切れるくらい頷いてた面接官が二次も面接官でした。

なので、僕が受かったのは運が良かったのかもしれませんが、一人で決めるものではないので、実力も少しあったとしておいてください。

面接の受け答えとしてここまで書きましたが、教員採用試験に受かることではなく、受かってどう指導するかがもっとも大切です。

この「子どもの成長サイクル」は今でも実践しています。誰でもできるとまでは言いませんが、この理論は生徒から信頼される先生は全員やってます。やり方、見せ方は人それぞれであったり、立場で変えている人もいますが、全員やってます。逆に生徒から信頼のない先生はこれができていないように思います。机上の空論に感じるひともいるかもしれませんが、一人でも子どもを変えられる先生に出会いたいなぁと思い、教員採用試験の準備で忙しい人にみて欲しいです。面接官をやるような人も読んでくれていたら嬉しいです。


では

ciao.




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