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調子悪いのとめちゃくちゃ楽しいのとごっちゃなの

働き始めた。楽しい。体調が悪いときがある。体調が悪いまま楽しいときもある。
体調が悪いときは元気なときが恋しい。
きちんと休みの時間だけ体調が悪いのが「わかってる」?

生理のときも雨や低気圧のときもそうだけど、具合が悪いと自分を労わろうとしやすい。
うつ病の経験があって、前よりさらに大切にできるようになった気がする。

亡くした人がつないでくれた縁で思いがけず深く話すことができた人がいる。
その人は自分を世界でひとりだけの赤ちゃんだと思って大切に育てているよと言っていた。
毎晩玄米ご飯を炊いて、栄養バランスを考えた献立で。
私は料理がニガテなのでひたすら立派な人だなぁと感心していた。

少しだけそのマインドをまねしている。
Twitterで話題になっていたホットクックを買った。
とりわけゆで卵が便利だと見たので何回も何回も作ってもらっている。
余裕があるときはお風呂でのんびりして髪の毛をとぅるんとぅるんにして良いにおい~と嗅いでいる。かわいい。

仕事でたくさんの子どもたちを見ていると、あまりに無防備で驚く。
生き物はもともと生まれたときから警戒しているわけではないと気づいた。
その社会における常識を繰り返しすり込まれることによって警戒することを覚える。
常識は生き延びるための知恵が結集していることが多いので悪いことではないが、
小さいときの無防備さとはまぶしいものだなと思う。

「かわいい」という言葉には小さいものに心惹かれる意味が含まれている。
小さいものが意味するのは「警戒されないこと」かもしれない。
警戒されない相手にこちらも警戒しなくて済む。すなわち優しい気持ちになりやすい。

みんな生き物なのよ。もともと生まれてきたのよ。びっくりね。
今夜は優しくおやすみ。

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